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フラジャイル27巻と落語、TrueEndみたい

リアルタイムレビューをX(Twitter)上でしているのですが、とんでもなかったので、とんでもなすぎて、ここで情報を一方向に読み進める記事にまとめる能力がないので、ツリー形式(返信で追加していく機能)のXの1ポスト(ツイート)目を引用して貼っておきます。
寂しいので書影だけとりあえず先に

(枝分かれが、幹が複雑でいっぱい下がってるツイをもう1つ付け加えておきます。2つ返信つけると表示でなくなるのよ)

今巻の1話目が、前巻からの落語の噺家の岩城さんの長編のお話の締めの回なのですが、なぜか気付いたら、用いられている落語の芝浜を市川談志師匠の公式chで観ていたのです。

そして偶然、この108話を見返したんです。

そしたら、1週目で気付かなかった演出で、
うああああああっ!って、
2週目は声が出るほど、感動して一瞬で泣いてしまいました。

それも、この

市川談志師匠の芝浜の動画


【国立演芸場 談志ひとり会 ラスト・デイズ08『芝浜』1998/12/8】
という、偶然出会えた公式の動画も、とんでもなく素晴らしかったからなのです。
(X、YouTubeのサムネも出なくて悲しい;)

公演当時は談志さん、70歳頃だったそうです。
(よく調べたら65歳でしょうか)喉頭がんということは知っていたので、想い出してから見え方ががらりと変わりました。

初めて面と向かって、腰を据えて落語を観た気がします。笑点は好きだったのですが、いつも食事や何かをしつつ、というか。
もし、落語に触れた機会の少ない人も、見てみて下さい。最初、雰囲気や声質に慣れないかも知れませんが、気付いたら、話の物語の中に。
フラジャイルの噺家の岩城有隆が重なって視える気もして、夢中になりました。
原作の草木さんも落語が好きでこの公演を観たことがあるのかな。

・落語は現代のエンタメと逆方向の至宝


声だけで、立ち上がりもせずに、手ぬぐいと扇子だけで、冒険に連れて行ってしまえるのですね、本当に凄い。現代だとTRPGも近い分野になるのかな。

落語は、高画質・高レンダリング、現実を越えた再現力というような現代の技術の進化と逆方向の進化で、目から鱗でした。(Xのツリーと重複すみません)

もう少し言い表すと、疲れにくく、でも脳は活性化するというか、小説とも似て非なるで、本当に凄いんですよ。

ツリーには下げてないことを少しだけ、付加価値として付け加えると、岩城さんは圓禄師匠に認められていなかった、ペラッペラの上辺だけの噺だと。

そしてモノローグで描かれる円禄師匠の公演の枕詞、これは岩城さんが奥さんへ向けたように、圓禄師匠も目をかけていた岩城さんへ向けた言葉だったように思えて、108話の最後の2ページの噛みしめる笑顔なのだなと。

蛇足:

自意識過剰かも知れませんが、色んな人が、時に遠くの凄い人でさえ、それは時にイラ立たしさかも知れませんが、発信者もファンに対し、燻ってんなよ、頑張れよお前も、とか、『いいねをしたくても、複雑で匿名いいねを送りたい、けど、全くの匿名も届きにくくて、ただただ、伸びて欲しい健やかに』みたいな思いが、大変にRT・いいねされで凄い閲覧数になっていました。

そういえば、初プロゲーマーの梅原大吾さんも、有名なだけにいいねをし難いって言っているのを、切り抜きで拝見した気がします。
切り抜き師さんも、収益化停止の憂き目にあっているようで、YouTube、許せんね←

一強っぽいから、ニコニコ動画も巻き返しちゃって欲しい。収益化、別な仕組みで凄いんですよ、初心者の壁もないし。

Doomscrollingみたいに、悲劇ばかり目に入る、心が身体が疲弊するなんて巷では喧伝され、目についてしまうけれど、それとは逆の、素敵な朗らかな、花が綻ぶような、そんな思いも、実は見え辛いけれど、負けないくらい、追い越すくらい、飛び交っているんじゃないかなって、そういう思いが、少しまた確信に近付きました。

毎度、へんてこで、あっちゃこっちゃ飛び回っていて、読み難い記事でごめんなさい。

和の文化、雅楽とか、お祭り、能とか、物凄い好きです。心の故郷のような感じがします。そして、ケルト音楽などみたいに、海外の文化に対しても、この郷愁が感じられるように、日本の文化に対しても海外圏の人も感じる、みたいな感想まとめを観たことがあります。

そういう物が、感覚が、どんどん広がっていったら、世界が、少しずつ、良い方向に変わるんじゃないかな、HealtyScrollingになるのじゃないかな、なんて思いを強めた、27巻でした。らんま1/2の再アニメ化、びっくりした、100円均一でも大人気でしたものね。本当、愉しみ。

挑むように作品に触れる


本当に、凄い作品って、挑むように触れるんです最近。最大限に、味わえるように、栄養価を自分に行き渡らせるように、願わくば、それが、同様に広まりますようにって。
摂生をしているつもりが、逆効果なんてこともあって、むつかしいのですが、健康を。勝負事ですら、…………(長考)……ゼロサムゲームではない、スポーツのような。e-Sportsをアラブの方が自国でも推進したい、ってニュースがありましたが、心が躍ったなぁ。

そんな記事でした。
この記事が、貴方の旅路の助けになりますように。
では、またどこかでノシノシ

追記:

フラジャイル、本当すごすぎて、公式でWeb漫画・アプリ漫画で無料公開されまくっとるのです。良ければ、みなさまもお手にとって見て下さいね。とんでもないのですよ。パンシザも同様で、復活で、講談社も、すんごいなぁ。。出版業界、集英社もカドカワも小学館も、記事で取り上げてない所も、みんなみんな現代史に載りそう。音楽も、芸術凄い。。
歴史を生きてる感じが凄いです最近。
皆々様方も、どうか ご健勝を♭

マスクして、手洗いうがいするんやで、コロナだけじゃないのよ、最近。。医に戻ったところでお開き。校正がやっぱり一番時間かかる。。
引用に留めるつもりだったのに(ままならぬぅ)


追記の追記(翌日)


解釈、寝て起きてまた拾いこぼしに気付けたので、共有を。

奥さんの千両富って言葉、江戸の頃の宝くじだそうで、作中での当たりは健康を指す。煙草で夢に成っちゃいけねぇ。声が出なくなっちゃいけない、の意味です。

奥さんへ岩城さんがお題目の枕詞ではなしたように、師匠の圓禄師匠も目をかけていた岩城さんへ、激励のように話した冒頭の枕詞。それに、逆に呪いのようなトラウマになって演じられなかった芝浜、それが、女房、というか広義で朝加先生たちの力添えを得て、トラウマのお題目を演じる長編だったのだと思います、この落語の回は。

そして、109話以降を読んで、本当に今巻が化物みたいな尋常じゃない出来だと分かりました。岸先生にとって宮崎先生は、当たりだったのよ。
表現が少し変になるけど、推しかけ女房兼弟子。それが相棒に成長する。

森井君が、宮崎先生は掃除に整理整頓が上手といい、岸先生も他の調べ事に時間が費やせると言及、やっと見つけ直せた96Pでした。森井君の皮肉に岸先生の寿司でも食べたいのかい、森井君の金かよってツッコミ。
対して154Pで、サウナー森井君へ中熊先生に金で釣られるのかよって岸先生のツッコミ。
力添え、だったのですね宮崎先生の存在は。そしてその伴走が、宮崎先生の次の目標になっている。

27巻という書籍


27巻は章を跨いでいながら、師弟と女房役(力添え・伴走者)と金っていうシンボリックイメージを通じて跨いでないの。異常です作り込みが。27巻のみで内容が完結もしてる、普通じゃない。こんなの、センター試験や共通試験に耐えうるし、自分が人事だったら面接に使う、それくらい、とんでもなく、且つ、共有したい巻になりました。

漫画と落語、古典芸能

落語は、扇子と手ぬぐいだけで、立ったりもしないのに、物語の世界へ誘ってくれる。漫画は、1冊だけで、部屋にいるだけで、物語の世界に。伝統工芸品みたいな秀逸さでした。

映像の方が音声もあって凄い、そんな意見が席巻している世の中に感じますが、情報量の少ない方が、映像を脳内で引き出して動かす方が、疲れにくく、脳が聡明になるように感じられ、得難い経験になりました。

大金を投じれば、スケールがでかくなれば、素晴らしいのか、そんな、常識が、パラダイムシフトが起こる時代なのかも知れません。令和は。AIの登場で、一層、強く肌で感じています。

クリエイターを守りつつ、育成しつつ。現実は、一番、難易度が高いです。少しでも、この記事が、糧になれたら幸いです。(身体痛い)

何文字書いたか、数えるの辞めたです。。(no+e、Amazon、X、もう、しこたま書きましたorz 乱雑でごめんよ、スケジュールかつかつなのよ。)

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