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手作りギーの作り方 - 成功と失敗を考える -

前回、ギーを作ってから実は一度失敗して、ちょっとギーを作ることをためらっていました。

グラスフェッドバターを使って作るぞ!と思って、失敗。。。

痛いですねぇ。

失敗したギー(焦げてしまったのですが)は、お菓子作りなどに使うことができます。

焦がしバターの◯◯的な感じで。

でもお菓子作りをしない私には、もう道がない、、、、
よく言われるのは、ギーランプにすると良いですよ!といわれるけれど、ろうそくなんて灯すこともほぼない私。

と思っていたので、次また失敗したら、、、
グラスファドバターをまたダメにするのは心理的なハードルが高い。

なので今日は、普通の無塩バターを使ってまずギー作りをしました。

ギーの詳しい作り方は、コチラを参考に!


よ◯ばのバターだったら最初に作った時の成功体験があるので、何とかなる!という気持ちで取り掛かりました。

本当にもう焦がしたくなかったので、五徳を重ねるやり方でチャレンジ!

あまり高さを出すことができなかったのですが、これも失敗回避のために念には念を重ねました。

と、かなり手を打ってから、スタート!

今回は、成功した作り方

今回、たまたまバターが2種類あったので、よ◯ばバターとグラスフェッドバターでギーを作ったら、なんと違いを発見しました。

今回違うバターで続けて2回ギーを作ったから感じられたことです。
どちらかのバターでしか作らなかったら、なかなか感覚的なことがわからないかもしれません。

ただ、比較的手に入れやすいよ◯ばのバターで作った後、グラスフェッドバターでギーにチャレンジをしようとすると、感覚的な違いも含めて失敗したら残念なのでブログを書こうと思いました。

自分自身への健忘録でもあります。

色 味

溶かしていくとよ◯ばのバターの方が、黄緑というか元々黄みが若い感じの色をしています。 

よ◯ばバターで作ったギー

グラスフェッドバターの方が、溶かすと黄色味が強いです。

グラスフェッドバターで作ったギー

それが出来上がりの差にもつながってくるかなと思います。

泡の違い

よ◯ばのバターは、泡が雲みたいな感じでもくもくしてきます。

よ◯ばバター

グラスフェッドバターの方は、クリーミーな泡状のような感じです。

グラスフェッドバター

透明度

出来上がりの透明度には差がないように感じますが、お鍋でグツグツしている時は、よ◯ばのバターの方が煮詰めていくと透明度が高く感じました。

よ◯ばバター

グラスフェッドバターの方は、もともと黄味が強いからなのか、そこまで鍋底が見える感じにはなりませんでした。
*私がひよってるからの可能性もあります。

時 間

よ◯ばのバターの方が、時間がかかりました。
雲が厚いのでなかなか音が変わってこない感じでした。
ギー作りは音が結構重要なのですが、最終的に泡状になってくると天ぷらを揚げるようなパチパチになります。そこまでいくのに時間がかかるイメージでした。

グラスフェッドバターの方は、雲が軽いので比較的雲が晴れやすく感じ、泡もパチパチ音もよ◯ばのバターに比べると早めに鳴りやすいなぁと思いました。

最後のパチパチのカニ泡

こちらは、よ◯ばのバターの方が雲が厚いため、鍋に当たっている雲の部分が少し焦げ的やすく感じ、カニ泡がある程度出てきたら、焦げすぎない程度のところで、火からおろすことにしました。

グラスフェッドバターの方は、比較的軽い雲なのでカニ泡状のまま少し長めに煮詰めてみました。
でも、焦がしたくないのでよくYouTubeでやってるくらいまでは、詰めることができなかった。
*完全にひよってます。

グラスフェッドバター

ということで、両方のバターともに完成できました!

よ◯ばのバターの方は、前回は若い黄緑がかったところくらいまでしか、煮詰められなかったのですが、今回はもう少しべっこう飴くらいまでは今回いけました。

初めて作ったよ◯ばバターのギー
右:今回のよ◯ばのバター、左:グラスフェッドバター

グラスフェッドバターのほうは、そもそもの色が濃いめなのですが、いい感じの黄金色になりました。

と、ここまでは成功した話。

失敗した時の作り方


前回、トラウマになりそうな失敗(グラスフェッドバターが高いから)は、何でうまくできなかったのか?を考えてみました。

失敗したギー
  1. 鍋が前回(一番最初に作った時)よりも小さい小鍋で作ったことにより、火の周りが速かったように思う。

  2. 前回、作るのに成功したから油断していた。火をかけて見ていたが、鍋の確認をあまりしていなかった。

  3. 鍋見ずに時計を見ていた。◯分やったらできるっしょ?くらいに構えてしまった。

このくらいかなぁ。

今回は、鍋をずっとじっと見ながら状況を確認して、時計に頼らず鍋と音と香の変化を注意してみていました。

鍋の大きさは最初に作った時は少し大きいなと感じたので、今回は失敗しないために新調した鍋を使いました。

初回、成功した時の鍋の大きさ
22cm

失敗した時の鍋の大きさ
17cm

今回使った鍋の大きさ
20cm

鍋の大きさを比べると大差がないのですが、かなり重要な気がしています。

初回と前回では鍋の大きさが5cm違いました。

バターを1ポンド(450g)を使う場合は、今回使用した20cm鍋の大きさが最適な気がしています。

小さいお鍋の場合、かなり火を弱くしていても焦げる可能性が高く感じます。

鍋が大きい場合は、焦げはしないので問題はないかもしれませんご、容器に移す時にとてもやりにくかったです。


なので、今回使ったくらいの鍋がやりやすいと思います。

私にギーの作り方を教えてくれて先生は、失敗しないようになるまで2年かかったと言っていらしたので、失敗は付きものだと思うしかないのですが、少しでも失敗をせずに作るためのヒントになればと思います。

ちなみに、今日はおまけで太白ごま油のキュアリングと、ココナッツオイルのキュアリングも行いました!

ココナッツオイルでのキュアリングは初めてでしたが、ごま油よりも早く100度に達する感じでした。

ココナッツオイルは冷性のオイルなので夏場のオイルケアに向いているとされています。(特にピッタの方)

なので、私はカパが強いですが、ちょっと使ってみたかったのもあり、せっけん作り用に買ってあったオイルがあったので試してみることにしました!!

お鍋で100度まで熱したココナッツオイル

朝になってもこのままだったので、キュアリングってすごいと実感。

使い心地が楽しみです。

*ちなみにキュアリングしてないココナッツオイルもあるのですが、白く固まっています。

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