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「できるリーダーの究極のミニマリズム」

王道のリーダーシップとは

リーダーシップに関する書籍は、今までもたくさん出版されてきました。たいていは、リーダーとしての「やるべきこと」を詳しく説明しています。しかし、本書の著者である伊庭正康氏は、そうした従来の常識を覆す提案をしています。それは「できるリーダーは、『これ』しかやらない」ということです。

最小限の介入が最大の効果を生む

リーダーは、チームメンバーの力を最大限に引き出すことが求められます。しかし、リーダーが過剰に介入すれば、かえってメンバーの自主性を損ねかねません。伊庭氏は、この「ジレンマ」を解決するための画期的な考え方を提唱しています。それは、最小限の適切な関与でメンバーを方向づけ、あとは任せきりにすることです。


実例から学ぶ「任せ方」の極意

本書では、多くの実例から学ぶ「任せ方」の極意が語られています。著者自身の経験に加え、スポーツ界や経営の第一線で活躍する人々の事例が紹介されています。メンバーへの「任せ方」を実践するうえでの具体的なポイントが、わかりやすく解説されています。

自走するチームを生み出す

リーダーがやるべきことを最小限に絞ることで、メンバーは自発的に動き出します。自主性を尊重されたメンバーは、モチベーションを高め、持てる力を余すところなく発揮するようになります。結果として、リーダーの負担が軽減されるだけでなく、高いパフォーマンスを生み出すチームが作られていくのです。

ミニマリズムに込められた深い洞察

一見、単純に過ぎるようにも思える本書の主張。しかし、それは著者の長年の経験と深い洞察から生まれた至極の結論なのです。リーダーシップ観を見直したい人、自走するチームを作りたい人に、強くおすすめしたい一冊です。

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