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言葉は品物
人の魅力は言葉にも現れる。
ある意味、その人の生き様さえも垣間見える言葉。
人の会話術に興味があって観察することがある。
大勢の人達と向き合い、難しい事も対話していく医師。
向かい合う医師の聞き流しの技に関心を覚えることがある。
全部は聞かない。
大切な中身だけを抽出する。
なるほどと思う。
なぜなら、話す方は余分な言葉も付けて飾るから
正しい情報が隠されてしまう。
わたしは言葉は相手に渡す品物と同じだと思う時がある
目には見えない言葉だけど、
大切に箱に入れ、ラッピングして、
両手で添えるつもりで相手に手渡す。
そんな気持ちで、気付かないまま、
いつも言葉をチョイスしている。
![](https://assets.st-note.com/img/1721364565225-VHk7MNS3XC.jpg)
雑に扱えば、自分の言葉の真実が
半減したり正しく理解されずに誤解を招く。
これは全部手渡したいけど、
全部手渡すと受け取る相手も重すぎて困惑するなら、
分けて渡す工夫をしたりして
今知るべきことと、
じんわり知ってもらうべきこと。を選別する。
少しミステリアスなくらいが
相手を惹き付けてちょうどいい。
心理の法則でも実証されていることだから。
言葉は優しさを纏って微笑みかけるけれど
時に傲慢さを持ち、
エゴという鋭さで相手を突き刺す狂気になる。
それが人間関係を煙たくさせて、距離感ができ、
自分が一人で生きていかなくてはいけない理由に
なったりもする。
言葉には魂が宿るからいつまでも心に残る。
だから、
言葉を擬人化させて、
どんな形でどんな重さで相手に手渡したのか、
自分の頭で一度咀嚼してみるといい。
![](https://assets.st-note.com/img/1721463464037-Cy0jXBIX3Q.jpg)
言葉は、
人間だけが持つ豊かさであり、慈愛であり
凶器でもあることを忘れてはいけない。
それだけ、言葉や言葉の使い方は難しいのだから。
毎日、何気なく口にしている言葉ですが
時には、その言葉によって失敗したり、
上手く伝えることができなかったりします。
世間話などはフランクに話せばいいのですが
慎重な話をする時には、頭の中で一度言葉にしてから
声に出すと言葉も柔らかくなり上手く行くようです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
気付きのお手伝いになれば嬉しいです。
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