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人生初!まさか!バレエのミストレス!? #なぜ声100本ノック! #16 #みんなで営業

過日、某バレエスタジオからオファーをいただいた。今回も筆者自身の話だが、ありがたいお話なので、記録しておきたい。


受験、就職等、人生の節目節目でブランクはあったものの、今年から今通っているフィットネスクラブの中のバレエのレッスンに参加し始めた。クラブに入会したのは2017年だった。クラブに入会して7年間も「検討中」だった。

昔からバレエの世界は厳格な世界で「先生を変わる」ことは大変なこと(だった)。だから、これまでに習った先生の系統から外れることに筆者はかなり抵抗があり、クラブ内のバレエについて検討はしても、参加する気にすらなかなかなれなかった。

しかし、系統にこだわれば私の場合、海外移住しない限り恩師に習えない。幸い、恩師と私の両者のご縁を繋ぐキーパーソンがいて(この方がまた力のあるお方で…)彼女の助言に諭され、やっと「大人のバレエ」クラスに参加し始めた。すると数ヶ月でなぜか声がかかった。

オファーの内容はミストレス。一瞬、チャンスだと思った。先生がおっしゃる動きをレッスン生して見せる役目。せっかくのチャンスだけれど、今回は見送り。スケジュールがとても合わせられなかった。大人とはそういうこと。子どもの頃は「早退」「欠席」は日常茶飯事だったけど。

なぜ声100本ノック!インタビュー主催者として、今回のオファーの流れを分析。【筆者の強み】
バレエ歴=長い(=年齢マイナス5)
週2回、コンスタントにレッスンに参加(規律性)
大人のバレエ入門者の相談にのった(入門者に警戒心を抱かせない)
空気を読まず、自己開示できる(自己肯定感)
断念してもまた気楽に始められた(古い考えを捨てる潔さ)

これらの強みを披露するのにスタジオはベストな場だった。今思えば、先生を変わることに対する抵抗を手放せたこと、今いるスタジオでレッスン再開することにより、強みを見ていただく機会創出になったこと、すべてこれでよかったと思える。

子どもの頃は先生に言われた通りに何ひとつできず、叱られてばかりで、稽古そのものをこんなに長く続けられるとは全く思わなかった。しかし、途切れながらも長く続けた結果、まさか誰かが筆者を必要としてくれ、誰かのお役に立てるとは!恩師の海外移住以前、一緒にレッスンを受けていた仲間は全員がきっと驚くに違いない。

こんなにありがたいオファーにもかかわらず、筆者はお断りするつもり…もちろん、丁重に…バレエだけを好きだった子どもの頃とは違って、大人になった筆者はバレエだけでない世界を目指している。いや、バレエだけではない世界を目指しながらミストレスするという選択もありだけど、スケジュールが現時点では合わせられない。将来的にスタジオと筆者双方の事情が変わるようなことがあれば、その際、再検討できるので、オファーをくださった先生とは今後も良好な関係を続けていくつもり。

なお、「なぜか声がかかる人の習慣」の著者、高橋浩一さんにはこの「なぜ声100本ノック!」にご理解&お許しをいただき、恐れ多くも「ありがとうございます」と由。私からも心よりお礼を…
高橋浩一さんの最新刊はこちらから。


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