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劣等感を感じてしまう〜言語学習の途中で

こんにちは。

つい先日
私が勤務する日本語学院で、とある生徒さんから
「周りはよくできているのに、自分だけできていないように感じる」
相談されました。

そう「劣等感」です。自信がない状態です。


「一生懸命勉強しているのに・・・」
「どうして周りの人ができて、わたしにできない?」
「自分はなんてバカだ・・・」


その生徒さんから話を聞きながら
私もそんな劣等感を持っていた時期が思い出されました。

その生徒さんに何を伝えたらいいのだろうと考えるとともに
私が劣等感から抜け出せたのはどうしてだろうと
思い出すきっかけになりました。

私は数年前に韓国に留学しました。

語学堂に通っていましたが、コロナ禍ということでオンライン授業が多かった時期でもありました。

わたしはレベルテストを受けて中級レベルから始めました。

同じクラスには10人程度クラスメートがいるのですが、授業中の発言の様子を見ていたら、ほぼみんな上手で圧倒されました。

失敗するのが恥ずかしくなって(怖くなって)、そもそも授業中話すことを避けてしまいました。

授業の予習やテスト勉強は自分なりに一生懸命やっていたつもりでしたが、話す聞く能力が伸びない感覚がずっとありました。

韓国人の友達もいなくて、授業以外で話す機会がありませんでした。

韓国語を話す聞く機会は店に行く時程度でした。

単語や文法の知識はあるはずなのに、どうして。。。と

韓国語が上手な人にどうして上達したのかコツを聞いて

試してやったこともありますが何か違いました。

というので留学中は劣等感の塊でした。

周りと比較してしまい、本来自分の韓国語の実力を上げて自己満足すべきなのにそれができなくなりました。

正直なことを言うと留学中は韓国語を話す聞く能力が上達できなかったんです。

それがすごく悔しくて留学が終わった後、日本で猛勉強を始めました。

「前も習った単語なのにどうして覚えていないんだ・・・」
「聞き取りができないのは、私の耳が悪いからか・・・」
「もう年を取ったから仕方ないのか・・・」

正直そんなことを思ってしまった時期もありますが
ここで終わらせたくないと思って
がむしゃらに韓国語を勉強するというのではなく
言語学習の勉強法をとにかく調べ、試していきました。

自分に合いそうな方法だなと思ったら継続しました。
自分の性格や習慣上合わなさそうと思ったら辞めました。

自分に合う韓国語勉強法が見つかったら
とにかくこんつめて勉強するというよりも
楽しんでやれる工夫もしました。

ある一定時間はTOPIKの勉強をするけれど
それ以外は
ドラマを見ながら気に入ったフレーズだけシャドーイングとか
散歩のついでにKPOPを聴くとか
少しでも取り入れることをしていました。

あとネガティブ思考になりがちのときは
思い切って気分転換をしたり
運動をしたりして
忘れる時間も意識的に作りました。
メリハリをつけるという感じですね。

以上のことを続けた結果
現在は特にどんなことにおいても
劣等感をあまり感じなくなりました。

「言語が伸びない」
「周りの人はできているのに自分だけできていない」
そう思ったら
今の自分の勉強法が合っていないというサイン
やり方を変えるタイミングです。

「どうしてもネガティブ思考が止まらない」
そう思ったら
他のことをするタイミング
特に運動がいいかなと思います。軽い散歩でも。

まあ、結局は行動を変えるしかないのかもしれませんね。


行動を変えたところで、この劣等感、自分のマインドはきっと変わらないだろうと思って行動していたらきっと変わらないと思います。

ですが、少し不安や疑心感があっても
行動を変えたらきっと変わるはずだ!!
粘り強く自分を信じる気持ちを持ち続けたらきっと変われると思います。

自分の考えた方法で
自分なりのやり方で
行動をしつづけたおかげで
今があると思っています。

そのおかげか
他者より自分比較
少しでもできたことを褒める
ができるようになりました。

わたしは韓国語学習の途中で劣等感を感じてしまったときのお話でしたが、それ以外の言語でも悩んでいる人の参考になれたらと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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