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REBORN!開催!

脳損傷の当事者による群読・朗読・写真展示会


日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会文化芸術委員会

2023.3.12(日)アトレ大森ホール


昨年、コロナで開催ができず、1年待って、
この日を迎えることができました!

プログラム


1.多摩・東村山・西東京から参加された当事者による群読(20名)

2.片麻痺カメラマンによる写真展、トークショー

3.「失語症者のための楽しい朗読教室」
  
・山崎陽子 作「動物たちのおしゃべり」  (5分)
  ・ロノ町一男 作「2018 大阪府北部地震」  (5分) 
  ・オーヘンリー 作「20年後」 Aチーム&Bチーム (35分)


「失語症者のための楽しい朗読教室」



講師は 石原由理先生

メンバーは、失語症者・脳損傷者・健常者と様々
いつもオンライン教室で朗読を勉強しているので、
会場ではじめて、お会いできた方もいました。

月に2回のレッスンや自主練習、グループラインで作品の読解
そして時には講師抜きで特訓をすることで
それぞれが数段、朗読のスキルがアップしたと思います。

でも、
はじめて、お客様の前でマイクを通して自分の声を聴いてみると

全然 ちがう・・・

声がきこえないよ!
もっと声をだしてみて!
マイクを持ってみて?
マイクに顔を近づけてみて?
台本を持ってあげるから!

本番前にパニック状態の私

周りの方の顔も目に入らず、
台本もってブツブツ・ブツブツ・・・


いままでの練習の成果は、
メンバーたちの絆をとても強くしていること
困っていたら、誰かが絶対助けてくれる。
すぐ横でみんなの優しさを感じて、
自分を気持ちを落ちつかせることができた。


失語症者には

人とのコミュニケーション
脳への刺激が大きく影響することがわかっています。

「失語症者のための楽しい朗読教室」は
楽しく学べる場所で、信頼できる人と
回復を促すことができるから、素晴らしい成果
がでるのだと思います。

今回、失語症者がお客様の前で
朗読を披露することができるようになったのは
この教室のおかげであり、一緒に練習してくれた講師の由理先生と
メンバーの温かい激励のおかげです。

すごく感動的で、また次に1歩進んでいく勇気を与えてくれました。



20年後 Aチーム

イベント「言葉つなぐ明日へ」


「失語症者のための楽しい朗読教室」の次の作品は、
文筆家・鈴木大介さんの書下ろし小説を、由理先生が脚本化した
完全オリジナル朗読。

そして、

2023.7.1(土)イベント「言葉つなぐ明日へ」
会場;きゅりあん(品川区立総合区民会館)が 決定しました‼


失語症者・高次脳機能障害者による朗読群像劇のあとは
高明なリハビリ医師・長谷川幹先生と鈴木さんがトークショー


失語症の当事者たちが一つの小説の主人公になり、
聴衆がその世界に引き込まれるような朗読劇

失語症の当事者たちが自らの経験や苦悩を語り、
聴衆が彼らの努力と成長に共感することができれば

今後の失語症・高次脳機能障害に対する興味や理解が
格段に高まると思うのです。


とにかく頑張ります!


朗読に興味のある方
失語症に興味のある方
高次脳機能障害に興味のある方

社会貢献に興味のある方
ボランティアや助け合いなどに参加したい方

どうか
わたしたちの、声を聴いてください
わたしたちの、朗読劇を楽しんでください

そして、
失語症や高次脳機能障害は、
がんと同じように、
誰もが、いつでも、なるかもしれないものだと
理解して欲しい。

障害をもっても
人生は楽しい
ということを
みんなに観てもらいたい

そのために
とにかく頑張りますので、
どうか応援お願いします!

チケット用命の方は、いつでもご連絡ください!
よろしくお願いします!

会場で皆さまのお越しを
お待ちしております‼︎


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