歯の健康のためにやっているちょっと変わった方法
歯の健康のために私がしていることってなんだろうと、改めて考えてみた。
「食後に歯みがきをすること」。これはまず、いい歯のための大前提であって今さらその大切さを力説しても仕方がない。私が歯みがきの大切さを切々と訴えたところで、そんなもの誰も読みたいとは思わないだろう。歯みがきが大切なことくらい知っているよ、と言われてしまう。
「定期的に歯医者に通うこと」。これもとても大切なこととは思う。
歯医者さんで、
「どんなに私たちが頑張っても、毎日の歯みがきにはかないません。治療以上に日々の歯みがきが大切なんです。そこはおうちで頑張ってもらうしかないんです」と熱く語られると、いい加減な気持ちで歯みがきしてはいかんなあ、と歯みがきへのモチベーションがぐんと上がったりする。
私にとって歯みがきは、学校の宿題のような存在で、とりあえずやらなくてはいけないからやる、そういうイヤイヤやる対象でしかない。バイ菌と闘おうとかそういう建設的な気持ちはなく、なんとなく歯ブラシを口につっこんで「ゴシゴシしたからもういいでしょ」と、そんな投げやりなテンションで歯みがきをしてしまいがちだ。
ところが歯医者さんで「上手に磨けていない」とお叱りを受け、丁寧に磨き方を教わったりしていると、ああ私も頑張らないとな、と神妙な気持ちになる。歯みがきだけは、自助努力だけでは越えられない壁があると感じていて、やはり歯医者さんと二人三脚で頑張っている感がないとどうも私は頑張れない。歯みがきしていても気がついたら手抜きをしてしまうので、そのたびに私は、歯科衛生士のお姉さんの熱心な優しいお顔を思い出して、丁寧モードへと自分を奮い立たせている。
というわけで、定期的に歯医者に通うことはとてもよいこととは思うのだけれど、でもね、これだって「そんなの言われなくても分かっているよ」と言われてしまいそう。
ならば、「あ、それはやっていなかったわ」と思えるような方法を書いた方がいいですよね。今までの話はなんだったんだと言われそうですが、ここから先は、私なりにやっているオリジナルの方法、いい歯のためにやっている方法を書いてみたいと思います。なぜ前置きが長くなってしまったかは、私にも分かりません。
m(__)m
いい歯のためにやっていること。主に二つあるのですが、一つ目は「すぐに歯みがきできない時は、水でモグモグすること」です。
外で食事をした時など、食後に歯磨きできないことってけっこうありますよね。そんな時、歯と歯の間に食べかすが詰まっていて気持ち悪い。しかも気持ち悪いだけでなく、虫歯にもなりやすい。
人によっては、テーブルに置いてある爪楊枝で歯のケアをしたりすることもあると思うのですが、私は爪楊枝法はちょっと苦手で、あれって鏡がないのであてずっぽうでケアするしかないですよね。それだとなんかきれいになったような感じがしないので、爪楊枝はあまり使いません。
代わりにやるのが、水を口にふくませてブクブクすること。徹底的に食べかすを取り除く、くらいの根性でかなり念入りにやります。歯みがきは嫌いですがうがいはわりと好きなので、ノリノリでブクブクやります。要はうがいと同じことをやります。で、ブクブクしたあとは、ゴックン。
え~なんか汚い、、と思われたかどうかは分かりませんが、歯と歯の間に食べかすを残しておく方がよほど汚いのでは、というのが私なりの考えです。
本当はブクブクしたあとペっと吐き出すのが一番いいのでしょうが、外出先だとうがいできる環境もそうないので。もうね、ブクブクしてゴックン、やはりこれしかないわけです。
このブクブクしてゴックンは、いつもだいたい3回くらいやるかなあ。それくらい食べかすというのはしつこくて、首を傾けたり大きくほおを動かしたり、それはそれは大変な作業なのですが、「いい歯」のためにはせめてこれくらいは頑張りたい、とこれだけは意地でも習慣にしています。
問題なのは、いかに周りにばれずにやるか、なのですが、ナプキンで口を完全に隠して、口の周りを拭くふりをしながら、さりげなくブクブク。だいたいこんな感じでやることが多いかも。同行者がいる場合は、同行者がトイレなどで席を立った時が絶好のブクブクタイムであります。同行者が家族だけの場合は、手で口を覆ったままブクブクさせてもらうことも。
そうそう、あとマクドナルドとかケンタッキーとか水が出てこない系のお店の場合は、注文時に必ず「お水もお願いします」と言うようにしています。そうすると、ちゃんとお水も用意してくださるので、これはぜひおすすめしたい裏技!
「オレンジジュースがあるから水分はそれで十分」だなんて子どもに言われても、それで引き下がる私ではありません。ジュースがあろうがなかろうが、最後は必ずお水でゴックンさせています。
さて、いい歯のためにやっていること、二つ目は「あたりめをかじる」です。これも本当におすすめ。かむことって、健康のために大事とよく言われていて、私もそれでガムをかむことを習慣にしていた時期があるのですが、ガムはやはり添加物が心配で。たまにならいいのだろうけれど、毎日の習慣にするにはちと心配。甘みも強いので、味覚も鈍らないか心配。
というわけで、ガムに代わるものとして、私はあたりめを選びました。いかと塩だけが原材料のものを選び、ガムの代わりに噛み噛み。
小腹がすいたら噛み噛み。口さみしくなったら噛み噛み。塩分が心配とか言い出したらきりがありませんが、ガムよりは体に優しいのではないかと勝手に判断して噛み噛みしています。
よく噛むことは、歯並びをよくすることにもつながるらしいし、あたりめを常備しておけば、お菓子を食べる量だっていくらか減らせる。まさしくあたりめは、いい歯のための救世主ではないかと私は本気で思っています。
映画を見に行く時もね、カバンにあたりめを忍ばせていく私。ポップコーンの代わりにあたりめを噛み噛みしながら映画鑑賞するのですが、これけっこうおすすめです。真似したいと思う人はあまりいないかもしれませんが。
以上、いい歯のために私が実践していること、を紹介させていただきました。
最後の二つは、「そんなの知ってるよ」ではなく、「それはやったことないわ」と思ってもらえたのではないでしょうか。たぶん。
やってみるかみないかは、あなた次第。そこはおまかせいたします。
m(__)m