神様が道長に味方した理由

主婦の一人ランチ。昨夜作ったお好み焼きの残りを食べました。サイドメニューは、わかめとしらすのポン酢和え。

ランチのお供は、録画してあった「光る君へ」。

謎の男が殺されてしまい、お好み焼きを食べる手が思わず止まってしまいました。

名もなき男の死を嘆き悲しみ、泣き叫ぶ道長。

名もなき男を丁寧に弔う道長。

後に権力の頂点を極める道長の人生にこのような瞬間が本当にあったのかもしれないと、そう信じたくなるような名シーンでした。

陰謀うずまく平安の世で、人として正しく生きようとする道長のことを、神様はずっと見ていたのかもしれない。

陰謀によってつかむ栄華でなく、徳を積むことで自然に手に入った栄華。

道長の栄華はそんな栄華だったのかもしれません。

実際の道長がどのような人物だったかは分かりませんが、平安であれ令和であれ、いつの時代であれ、ずるい人間は淘汰され善人が報われる、そんな世の中であってほしいと、ドラマの中の心優しき道長を見ていて思ったのでした。

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