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「死別」 不安で眠れない老後資金問題。

老後、2,000万問題でびっくりしたのに、それでは足りない説も浮上し、「物価が上がるので投資しなければ現金の価値は下がります」だって。投資の資金はどこにあるのって感じ。

そこに、少子化対策の財源は医療保険料に1人当たり月額平均500円弱の負担増になるらしい。「歳出改革と賃上げによって、実質的な負担は全体として生じない」と増税眼鏡と揶揄される方が言っているが、歳出改革と賃上げをしてから言ってという感じ。

「サイエンス」という科学雑誌に「知能テストの結果と、収入の多寡には明確な相関関係がある」という論文の内容。
「収入が増えれば人生設計やリスクへの備えなどを含む、人間の知的活動全般の土台となる能力が高まり、収入が減れば能力は下がる」というもの。
サイエンスの「知能」とは、認知・記憶・予測・判断をはじめ、仮説を組み立てる力のことで、どんなに知的な人でも、状況によってその知能が下がってしまうことがあり、その大きな要因のひとつが「収入が減ること」だというのです。

インターネットには老後破産や家計のやりくり相談、資産が1億以上ある人でも不安にさいなまれているとか・・もう、とにかく老後に不安は募るばかりなのです。

備えあれば憂いなしというけれど、必要以上のお金を持っていてもあちらへ持って行けないし。持ってる人の相続も税理士に任せておけばいいというほど単純ではないらしく安眠できないこともあるらしい。持ってる人は持ってる人なりに大変らしいのです。

結局、他人の芝生は青く見えることのようで、明日、困ることのない貯えがあればぐっすり寝て、次の日も次の日もずーっとぐっすり寝れば良いスタイルを私のスタイルとしようと思えたのです。世の中は変わらないけど、シングルマザーで一生懸命に頑張ってきてた老後に眠れないほどの不安が押し寄せるって何と言っても損だと。

そういえば
去年はポリープを切除で入院したけれど、保険金で入院費用はまかなえた。

案外、ピンチの時の出費は保険や健康保険制度や、介護保険、労災、雇用保険、年金制度が負担を軽くしてくれる。
通勤中の事故なら労災、ガンになると高額療養費制度がある。人工透析だと高額療養費制度、慢性腎不全では特定疾病療養受領証の交付対象になり負担はグッと軽減される。
会社が倒産した時の失業は、6ケ月間の被保険者期間があれば、自己都合による退職よりも失業手当でずっと手厚く補償される。
健康上の都合での退職には傷病保険金の支給が受けられたりする。

火災保険、地震保険、自動車保険、個人賠償責任保険を加入しておくことでリスクへの備えはある程度できます。

とりあえず、防衛資金として6ケ月分ほどの資金があればそんなに心配することはないのではと思うのです。2000万円はほど遠いけど、安眠して健康を持続し地道に日々を楽しんで、防衛資金を減らすことなく、できればほんの少しずつプラスにして過ごしたいと考えています。







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