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鬼滅の刃無限列車編で心を燃やした話

去年の12月私は…心を燃やした!燃え尽きた!笑

いつか鬼滅の刃の映画について語ろうと思ったらこんなに時間が経ってしまった。
多分映画を見た後に感想を書いたら大変なことになっていたと思うので冷静になった今こそ書けるはず!笑
よもやよもやだ。(言いたかっただけ。)

盛大に映画のネタバレをしているのでまだ観ていない人は気をつけて欲しい。

『鬼滅の刃』とは大正時代が舞台の週間少年ジャンプで掲載されたどの世代からも支持される超人気漫画である。
鬼になった妹を人間の姿に戻すために主人公の竈門炭治郎が鬼殺隊という組織に入り鬼を倒しながら成長していく物語だ。

私は映画が公開された次の日に観に行ったので記念品として煉獄零巻なる漫画本と塗り絵を手に入れることができた。はしゃぎすぎて色んな人に見せた。
ちなみに塗り絵はまだ色を塗っていない。もったいなくて塗る事ができずにいる。😌

映画は木々が光を浴びて輝く様子をバックに鬼殺隊のお墓参りをするお館様の語りから始まる。
お館様が亡くなった鬼殺隊員の名前を一人一人呼んでいくという心打たれる冒頭となっているのだが私はそのワンシーンの美しさに目を見張った。

ただ一度しか観ていないのにその冒頭シーンは今でも鮮明に思い出せる。


テレビアニメ版の炭治郎が住んでいた雪山も綺麗だったけれど劇場版は期待以上の美しさだった。

煉獄さんの立派なお家もスクリーンで見る事ができて思わず心の中でおお〜と唸ってしまった。

鬼滅の刃の魅力は日本人が誰しも「懐かしい」と思えるような風景を見る事ができるというところにあるのかもしれない。

アクションシーンは映画館のスクリーンで観ると迫力が違う。

たかがアニメのアクションシーンと思うなかれ!

私は映画のクライマックス、鬼の中で最強クラスに入る猗窩座というキャラクターと煉獄さんが戦うシーンが一番の見どころだと思う。

思わず呼吸が止まった!笑

煉獄さんと炭治郎達は猗窩座と戦う前に列車の鬼と激戦を繰り広げ体力が限界に近い状態だった。それなのに最強レベルの上弦の参の鬼がやってきてしまうのだ。

原作を読んでいた時も「何で今来るんだよ!」と思わず非難してしまった。😁漫画的にはこの絶望的展開が見どころなんだろうけど思わず突っ込むぐらいに私は鬼滅の刃に夢中になっていた。笑

体力が限界に近い状態なのに互角に渡り合う煉獄さん。

もう大技を繰り出すのやめてくれ!なんて心の中で思った。炭治郎と同じ心境になる。笑

確か大技を繰り返していくうちに煉獄さんが一呼吸置く瞬間があった気がする。

もうこの鬼を倒す事ができない、自分の体にも限界を感じていると思わせるようなシーンが。

だけどそんな不安を振り払って煉獄さんは技を繰り出し続けていくのだ。

たった一瞬のシーンだったけれどもとても印象的だった。

そして映画を観た人なら誰しも涙したであろう煉獄さんから炭治郎への最期の言葉。

私もここで泣いた!😇

自分は死ぬというのに炭治郎達の行く末を案じる姿に胸を打たれない人はいないと思う。
炭治郎と善逸と伊之助、主要キャラクターがみんな煉獄さんの死に泣いているシーンは私もつられて泣いた。

この映画の不思議なところは

煉獄さんの死という絶望的な状況で終わるのに何故か前向きな気持ちになれるということだ。

明日から頑張ろうという気持ちになった。

鬼滅の刃はコロナ禍にも関わらず多くの来場者数を獲得した。映画の歴代興行収入1位になってしまったぐらいに。

それはきっとコロナで暗く沈む世の中、絶望的な状況を颯爽と駆け抜けていく煉獄さんの姿に希望を見出したからだと思う。

鬼滅の刃の無限列車編はコロナ禍の日本の希望になったのは間違いない。精神面でも経済面でも!

今日は映画のエンディングであるLiSAの『炎』でも聴いて映画の余韻に浸ろうかな…。

大変な世の中ではありますが胸を張って、心を燃やして生きていきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました!😊

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