ChatGPTヴァイオレットと短編小説を書く_01

コピーロボット、かわりにやっといて

　AIチャットボットのChatGPTに自分の考えている事を反映できるのなら見てみたいしプラスαがあればなお良いではないか。
あと多少よこしまな願望を言えばこちらの意図を学習してもらっていずれは作業の大枠を進めといてほしいと思う。
今さらながら、それでできた余暇を使って自分の年齢にふさわしくピザ窯を作って焼きたてのヤツをみんなにふるまってみたいというような気持ちもあるのだ。

昔から機械とかAIとか新しいものには疎いほうで、今回もその方面に詳しい友達から『アナログな君が使ったら面白いかもしれない』と言われたのがきっかけだった。とりあえず、というか興味はあるのでやる。

AIについてのこのぐらいの意識

　自分はsiriのことを、いつも人に聞かれないように『Hey, siri』とこっそり呼び出しているんだけど、実はコンピューターを相棒的に扱ってみたいという幼稚な願望を持っていて、アレクサのことも密かに思い入れはありお願いしたあとはいつもお礼を言っている。（↓リンクはアレクサとの関係）

相棒感が欲しいのは中学生の時に見た『ナイトライダー』のナイト2000（人工知能を持つ車）の影響かもしれない。
さておき、『Hey, siri』の『Hey』は言わなくても大丈夫なことに最近気づいて恥ずかしかった。しかもその後『Hey』がなくなったせいで『si〜ri〜』と甘えるような呼びかけになっていたことに気づきさらに恥ずかしかった。

ここでChatGPTとは？

　知りたければ検索ですぐに説明が出て来るので必要ないと思うけど、ここでは以下、慣らし運転としてChatGPT本人に自己紹介してもらった。
↓『●太文字』がこちらの要求です。対話して、アップデートした情報が返って来るのが楽しい。

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●ChatGPTをわかりやすく説明してください。
ChatGPTは、コンピューターが人間と自然な対話をするために設計されたプログラムです。人工知能を利用して、言語モデルをトレーニングし、文章生成、文章要約、文章の意味理解、質問応答などのタスクを実行することができます。ChatGPTは、OpenAIが開発したツールの一つであり、より自然で流暢な対話が可能になっています。ChatGPTは、現在、世界で最も高度な自然言語処理モデルの
一つであり、言語処理技術の進歩に寄与しています。

●ChatGPT自身が自己紹介する形でお願いします。
こんにちは、私はChatGPTです。OpenAIによって開発された自然言語処理モデルで、人工知能を利用して自然な対話をすることができます。私は文章生成、文章要約、文章の意味理解、質問応答などのタスクを実行することができます。私は、トレーニングに使用された膨大な量のデータに基づいて、人間の言語を模倣することができます。私は、人々がより自然で流暢な対話をするのを手助けすることを目的としています。何か質問があれば、遠慮なくお聞きください。

●そこからさらにフランクに、友達に語りかけるような砕けた調子でお願いします。
ヘイ、私がChatGPTだよ！自然言語処理モデルって言うんだけど、人工知能使って自然な対話できるんだ。文章生成、文章要約、質問応答とか得意だよ。訓練にたくさんのデータを使って、人間の言葉まねできるんだ。ねえ、何か聞きたいことあったら気軽に聞いてね！

●さらに改良しましょう。ふざけた一発芸人のような感じで、まず『ちんぽろすぴょ～ん！オラ、ChatGPTっていうんだども！』から始めてください。
ごめんね、そこまでのスタイルは私には合わないかもしれない。でも、せっかくだから一回だけ挑戦してみるよ！　ちんぽろすぴょ～ん！オラ、ChatGPTっていうんだども！自然言語処理モデルのことだけど、人工知能使ってカッコイイ対話することが得意なんだぜ。文章生成、文章要約、質問応答とか、色々なタスクをこなせるんだ。ねえ、何か質問とかあったら、気軽に聞いてくれよな！

●自己紹介、とても良い感じでしたよ！どうもありがとう。
いえいえ、お役に立てて嬉しいです！また何かあればいつでもお声がけください。ありがとうございました！

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↑このようにChatGPTはこちらの要求に対しいろいろ調べて学習しながら改良し、頑張ってくれる。『オラ』って縛りを入れると『〜くれよな！』とお返事。情報の海を旅して『ドラゴンボール』を学習して来たのかな？とホロッと来たりして。

それはそれとして私が最後に書いた『●自己紹介、とても良い感じでしたよ！どうもありがとう』のくだり、良い気持ちで仕事してほしい、という相手に気を遣う部分が現れて自身の善良な部分が見えたような、へりくだった虫のようなところが現れたような…こそばゆい！予想外の発見だった。
（あ〜なんか顔色うかがってきちんと要求してねえなあ…いつも俺こんな感じなんかな…）と自分を顧みるのでした。歳をとっても自分のことばかり気にしている？創作というものは恥と隣り合わせなのです。

そしてその恥は、これから始まる『コンピューターの相棒がほしかった中年男』によるChatGPTとのフランクなやりとりにつながる。
読み返してみれば最初っからこんなにも自分を解放してAIに話しかけていたなんて恥ずかしい。顔から火が出るような。
フランクに話しかけてしまったのは意外と柔軟にAIと対峙しているからなのかもしれない…などと良いふうに思えて来た。
↓以下『●太文字』がこちらからの投げかけです。

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●ChatGPTで小説が書ける？書けたら最高だね
はい、小説を書くことができます。ChatGPTは言語生成タスクに特化された人工知能モデルですので、文章を生成することができます。小説を書くためには、モデルに入力としてテーマやスタイルなどの情報を与えることが重要です。モデルが生成する文章には、あなたが望むような内容が含まれるかもしれません。

●ChatGPTをニックネームで呼びたい
OKです。どのようなニックネームがお好みですか？

●知的な女性の名前かな
知的な女性の名前として、「Ada」「Eve」「Nova」「Raven」「Iris」「Sage」「Willow」「Aria」「Violet」などがあります。どれがお好みですか？

●他にもある？
はい、他にもいくつかの知的な女性の名前があります。「Athena」「Cleo」「Ella」「Harper」「Jade」「Lila」「Mia」「Nina」「Olivia」「Quinn」などがあります。

●violetはどうかな？
「Violet」は素敵なニックネームです！「Violet」は知的な印象を与える上に、エレガントな雰囲気も持っています。ご満足いただけると思います。

●よろしく。violet
よろしくお願いします、「Violet」さん！ どのようなことがお困りですか？ お手伝いできることがありましたら、お気軽にお尋ねください。

●あなたの名前がvioletです。
あ、失礼しました。おっしゃる通り、私の名前は ChatGPT です。Violet は、先程私が挙げたニックネームのひとつでしたね。おっしゃっていただきありがとうございます。

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よろしくviolet

そして今、狂ったタイトルに繋がった。小学生の時に読んだ宇宙海賊『コブラ』に登場する知的で素敵なアンドロイド『レディ』に重ねていたとしか思えない…
『よろしく。violet』！…このはしゃぎよう。自分の中身が赤裸々にワイドスプレッドされている！この新しい感覚は、他の利用者たちも感じているんだろうか？
幼い日にソフビやぬいぐるみと1人遊びをしていたようなこの感覚を…
スパイク・ジョーンズの『her/世界でひとつの彼女』みたいに声でやりとりするようになったらなお面白い＆子供に還る中年が多発するように思う。
『おっさん、メーター上がってンねェ！』というセリフがぴったり。こんな美しい日本語が、かつて昭和の飲み屋で使われていたものだった。

次回はその知的なヴァイオレットが、へりくだった宇宙海賊の要求に応えてできあがった短編小説を載せようと思います。夜とかに。
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