スキャナを買うならこれ! Scansnap iX1300 が面白い! 

ScanSnapというスキャナーのシリーズがあるのですが、気が付けばもう15年くらい愛用しています。
( ↓ヒロ先生が出てる(笑)。)

正確にいつだったのかは覚えていないのですが、めっちゃ欲しがっていたのを奥さんが誕生日プレゼントで買ってくれました。
2009年くらいだったと思う。
当時は、クラウドや電子化が登場仕立ての頃だった。
iPhoneが日本で初めて発売されたのが2007年。
Wi-Fiが普及し始めて、DropBoxなどのクラウドストレージが登場した時代。
どの端末を開いても同じ環境で作業ができることがものすごい衝撃でした。
そして、紙をスキャンするとiPhoneでいつでもダウンロードして読めるというのが、もう、本当に夢のようで、欲しくて欲しくてたまらなかったのです。
富士通の ScanSnap S1500を奥さんに買ってもらい、ついこの前まで現役で活躍していました。
本を裁断してスキャンして電子書籍にすることを自炊と呼ばれていました。
お陰様で、書類と本に埋もれていた自分の部屋をずいぶんときれいになりました(それでも増え続けるのでなかなか片付かないんだけど)。


ScanSnapは、本当に新しかった。
読み取り制度が高く、文字を文字情報としてきちんと読んでくれ、OCR機能がついていた。
上下の認識を自動補正し、白紙も削除してくれる。
複数枚を一気に読み込んでくれて、コンパクト。
PC内での管理の仕方まで実によく考えられた素晴らしいスキャナーでした。
そんな熱い思いを持って、アンケートに答えたら、富士通さんからハンディータイプのS1100が当選し、プレゼントされました。これは今でも現役です。


大学院に通っていた時は、大学にこのすばらしさを伝え、sv600を導入してもらいました。これは、ライトを照射して読み取ることができます。
本を裁断しなくても、本を開いたままスキャンできます。
しかも、ゆがみを補正してくれる(実際にはちょっと手間がかかるけど)。
自分でも論文を書くために、裁断しないで様々な本をスキャンしたいという欲求から購入しました。

徐々に電子化の波は社会に浸透し、職場でも事務所内でSnanSnapの新しいモデルを導入してもらいました。
iX500です。これは今でも職場内で活躍中。
PCと無線でつながったり、クラウド共有できるようになりました。

その後、富士通からリコーにScanSnapが譲渡されたりといろいろありましたが、なくなることもなく、改悪されることもなく、次々と意欲的に新商品が開発されて行っています。
すごく嬉しい。

今では、うちの事務所全員がiX100を1人1台持って、お客さんのところに出掛けていきます。

最近では、お客さんの会社でも購入してもらうようにして、ペーパーレスにクラウド上で書類を共有し、会計仕訳に証憑書類が当たり前に添付されている状態をつくっています。
お客さんだと今はiX1600かiX100の導入が多いです。


こんな風に、僕とScanSnapとの関係は結構長くて深く、ただのユーザーでありながらも、こんなにも多くの製品を直接触っている人も、意外と珍しいような気がします。
そんな中、先日iX1300に初めて触れる機会がありました。
うちのお客さんがこれを導入したのですが、このiX1300は、箱型でありながらも安いのです。
なので、ちょっと読み取り速度が遅い程度かなと高をくくっていたのです。
しかし、これは全くの新しい商品でした。


領収書をスキャンしてみると、普通は、上部に置くと読み取られた書類が下部から吐き出されます。
なので、書類が飛び散らないように、下に受け皿となるように書類受けを設置する構造になっています。
ところが、この製品は書類受けがないのです。
どういうこと? 飛び散るの?
恐る恐るスキャンを開始してみると、、、。

まさか、まさか。

上部に置いて読み取られた書類が、上部から現れるのです!
うー、文字だと表現が難しい!
読み取られた後、十数センチ離れた空間に、突如、書類受けが聳え立つのです。
昔の戦隊もので、基地からジョット機が飛び立つようなイメージです。
読み取られた書類が、数十センチ離れた場所から次から次に飛び出してきて、立ち上がったまま整列しているのです。

びっっっっっっくりしました!!
まさか、そうくるとは!
すげーよ!

Uターンスキャンと名付けられていました。
もう1つリターンスキャンという読み取り方もあるようです。
これは下部にさしてやると、そのまま下部から戻ってきてスキャンが完了するというもの。
A3書類や身分証、通帳もスキャンできる! とのこと。
素晴らしすぎる。

ここまで読んでくれたのであれば、ぜひ、その動きをサイトから動画で見ていただきたい。
お客さんには、今後は、これを一押しする。
意外とね、細かい領収書って読み取るの難しかったんだよね。
絡まったり、飛び散ったり。
これは、書類がきれいに並んだまま終わることができるのがすごい。

ちょうど、Amazonプライムの時期らしいので、安く買えるのであれば、ぜひ、買ってみてください。
他社スキャナーや、社内の大型のコピー機でスキャンしている人がいたら、世界観がまじで変わると思う。
お勧めです。

今日は、ix1300が面白い! という記事でした。


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