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尾崎ゼミというキャンバスに、自分だけの色を塗る|OBインタビュー vol.3

こんにちは。立教大学経営学部で「国際経営論」を専門に学ぶ尾崎ゼミです。前回に引き続き、世界中で活躍するOB・OGの声をお届けします。ゼミ選びや自分のキャリアについて考えるきっかけになれば幸いです。

第3回は、五大総合商社の一角「丸紅」で働く山縣恭平さんへのインタビューです。ぜひ最後まで読んでください。

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尾崎ゼミに入ったきっかけは何ですか

尾崎ゼミを選んだ理由は主に2つあります。第1に、僕は尾崎ゼミの先輩方と色々なご縁がありました。2回目のインタビューに登場した長瀬さんは体育会サッカー部の先輩でしたし、初回のインタビュイーだった三上麗さんとも1年の頃から面識がありました。また、僕は帰国子女で、アメリカに住んでいたのですが、その時親しくしていた先輩が尾崎ゼミにいて、それも大きな決め手になりました。

第2に、僕がいた当時、英語でゼミを行うところはほとんどありませんでした。特に、僕は将来を見据え、OB・OGとの繋がりが欲しかったので、英語を使えて歴史が長いという条件にあてはまるのは尾崎ゼミだけでした。

尾崎ゼミではどんなことを学びましたか

尾崎ゼミでは「マーケティング」や「マネジメント」など特定の専門分野に捉われず色々なことを学び、俯瞰的な視点や考え方を身に付けられました。具体的には、ゲーム理論や市場の構造、新制度派経済学などを学習し、市場の成り立ちや、成長する市場に不可欠な要素などを分析しました。これだけ幅広く勉強すると、1つくらいは面白いと思える分野が見つかります(笑)

僕は3年次に学んだイェーガーの「新制度派経済学」が好きだったので、その理論をベースに、農業と自動車産業のどちらが日本の経済成長に寄与するのか研究しました。具体的には生産プロセスの効率性や市場の状態などを分析しました。

尾崎ゼミで印象的だったことは何ですか

尾崎ゼミでは毎年留学生を受け入れているのですが、僕らの代はフランスや北欧から来る学生が多く、彼らとワイワイ騒いでいたことをよく覚えています(笑) 一緒に箱根まで遊びにいったこともありましたね。

また、ゼミ合宿でシンガポールに行ったのも印象深い経験です。SONYの現地支社で働く方の生の声が聞けたことは本当に貴重な経験でした。お伺いした話の中で「SONYはシンガポールで大した知名度がない」とおっしゃられていて、大きなショックを受けるとともに、「日本の会社をもっと世界で戦えるようにしたい」というモチベーションが生まれました。そういった学びも尾崎ゼミでしか出来なかったことだと思います。

卒業後のキャリアを教えてください

2018年に卒業し、総合商社の丸紅に入社しました。現在は管理部門で働いています。大学入学当時から商社にぼんやりとした興味は抱いていましたが、ゼミのOB・OG総会で、当時丸紅に勤めていた先輩から「是非うちに来なよ!」とお声がけ頂き、本気で商社を目指すようになりました。尾崎ゼミはタテの繋がりが強いので、わざわざOB訪問をしなくても色々な話を聞けたことが、今振り返ってみると大きな財産になったと思います。

1年生にメッセージをお願いします

学生のうちに興味のある分野を見つけて、どんどんチャレンジしてほしいと思います。社会人になって実感したことですが、自分の好きなことや興味のあることを仕事にしないと、続けられないし、頑張れません。そのため、挑戦にオープンな尾崎ゼミは理想的な環境だと思います。

ゼミ生1人1人が自分の好きなこと・興味のあることを勝手に極めていくので、自分の知らないことに詳しい友人がたくさんできます。先輩・同期・後輩を問わず、同じゼミの仲間と話す時間は知的な楽しさで満ち溢れていました。

そういう意味で、型にはめられるのが嫌いな人や、自走できる人は尾崎ゼミにぴったりだと思います。尾崎ゼミは集団で何かをするのではなく、自分のやりたいことを各々がやっていくゼミなので、何かしら「自分はこれがやりたい」という興味があれば、英語とかが全然できなくても楽しめると思います。

是非尾崎ゼミの一員となって大いに学びましょう。OB会でみなさんをお待ちしています。

文:佐々木颯汰

最後まで目を通していただきありがとうございます。尾崎ゼミでは2021年度から一緒に勉強する仲間を募集中です。昼休みに説明会・相談会を開催するので、お気軽にご参加ください。
9/24: https://bit.ly/3ip7vNW
9/29: https://bit.ly/2GZjZhH
10/8: https://bit.ly/33nzYgT


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