【リフォームお客様インタビュー】~「つかいやすい住まい」にすることで10年先を見据えたリノベーション~S様@文京区千駄木
今回ご紹介するのは、JR田端駅から徒歩10分ほどの文京区千駄木にある分譲マンションをリノベーションしたSさん宅。
奥様とお子様お1人との3人のご家族でいらっしゃいます。
・エリア 東京都 文京区
・物件種別 分譲マンション
・築年数 23年
・広さ 71.85㎡
・施工期間 3ヶ月・準備期間3ヶ月
・物件費用 非公開
・リノベ費用 1,045万円
・家族構成 ご夫婦+お子様1人
◉「つかいやすい住まい」にすることで10年先を見据えたリノベーション
【独特な形状の外観】
渕ノ上:今回のリノベーションのコンセプトは何でしょうか?
S様:マンションが独特な形状で、室内にもカーブしている箇所があり、リノベーション前は部屋の数箇所がデットスペースになってことが気になっていました。
今回リノベーションするにあたり「つかいやすい住まい」をコンセプトに、なるべくデットスペースを作らず、かつ、収納や棚を作ることにより余計な家具を置かないように設計しました。
渕ノ上:そうですね、やはり合理的な収納が多くあるお部屋は、見た目もいいですし、さらに使いやすいです。
◉リノベーションをしようと思ったきっかけ
渕ノ上:なぜ中古物件を購入し、リノベーションしようと思ったのですか?
【左:S様 右:代表 渕ノ上】
S様:初めは自分自身でリノベーションすることは考えておらず、普通にそのまますぐに居住できる中古マンションを買おうと思ってました。
そのため、同じマンション内で販売されているリノベーション済みとリノベーション未実施の2物件を渕ノ上さんにお願いして見学しました。
どちらも悪くなかったのですが、リノベーション済み物件は、住宅設備機器のクオリティを考えるとあまり満足ができず、販売価格が割高のようにも感じました。
渕ノ上さんに相談した際に「住宅設備機器のクオリティーアップや、細かな要望をかなえることを考えると、リノベーション未実施の物件を購入して、自身でリノベーションを行った方が、クオリティーも高く、費用も抑えられる可能性がある」と情報を貰ったことをきっかけにリノベーションをすることにしました。
◉少し狭い印象の3LDKをすっきり広々2LDKに
渕ノ上:間取りも変えらましたね!
S様:もともとは3LDKという間取りだったのですが、ゆったりとした空間作りを実現するために2LDK化しました。
【3LDKから2LDKへ変更】
ちょうど仕切りの部分の天上に梁があったのですが、工事を行ってみたらダウンサイズすることができました。まさか、梁が小さくなるなんて思ってなかったので、嬉しかったですね。
渕ノ上:それはよかったですね!天井の高さを合わせるために本来の梁のまわりにスペースが設定されていたのですね。
S様:そうでした。これは意外な発見でした。加えて、カウンターキッチンの向きを間取りを広げた部屋の方向に向けることによって、開放感のあるLDK空間を演出できました。
【リノベーション前】
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【リノベーション後】
◉細部にこだわりデットスペースにも個性を取り入れる
渕ノ上:その他、こだわったところを教えてください?
S様:私の一番のこだわりはリビングの窓際のカーブしている所のデットスペースに、PC等の作業ができる備え付けの机を作り、それに合わせて下にコンセントを取り付けたことですね。
【オリジナル作業スペース】
その他にもデットスペースになってる箇所にも棚を取り付けました。
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【室外機の影響でデットスペースになった箇所に棚を設置】
【室内洗濯機置き場を移動しデットスペースになった箇所に棚を設置】
また、LDKの壁側に食器棚と収納スペースを設け、エントランス側の洋室には大きめのクローゼットを新たに作りました。
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【LDKの壁全面に収納スペースを設ける】
【大きめのクローゼットを新設】
◉これからの時代のスタンダードとなる「例のモノ」の収納場所
渕ノ上:その他にこだわったポイントはありますか?
S様:リフォームに合わせ、ロボット掃除機「ルンバ」専用の収納スペースを設けました(笑)。
毎日のお掃除に便利な「ルンバ」ですが、意外と大きくて収納に困るのが悩みどこでした。
これで、人目につくことがなく、さらに実用性には問題ないと思います。
【ロボット掃除機『ルンバ』の基地】
渕ノ上:非常に便利ですし、ここにきちんとルンバが帰っていく様子は面白いですね!
◉P社の住宅設備機器で統一した快適な生活
渕ノ上:今回リフォーム期間やリノベーション費用やなど教えていただけますか?
S様:準備期間とリフォーム期間を合わせて6ヶ月ぐらいで、およそ1,000万円程度リフォーム費用がかかりました。
渕ノ上さんに紹介してしただいた東急Reデザインの担当者の栗原様とは準備期間に打ち合わせをして、丁寧にプランを組み立ててもらいました。
また、ショールームには4、5回ぐらい足を運び検討に検討を重ねました。
最終的には、フルセットでリフォームすればアップグレード商品もサービスしてくれるP社製の住宅設備機器を選びました。
ショールームに行くと良質の製品に触れられるので、仕様にもこだわりが生まれ、住宅設備機器にかける費用が上がってしまうのですが、この先の快適な生活を考えると、ショールームに行って、じっくり検討できたのは良かったと思っています。
渕ノ上:確かに、本質的な費用対効果を考えると、ショールームに行くことには合理性がありますね。
また、仕様決定をきちんと考えるのであれば、リフォーム工事の担当者と一緒に、数ヶ月は仕様選定の期間が必要ですね。
◉リノベーションを終えて
渕ノ上:リノベーションを終えて率直な感想はいかがですか?
S様:壁紙、住宅設備機器が沢山あり、自分で決められるメリットもある反面、意思決定が多いのが大変でした。
しかも、自分1人で決めるのでは無く、妻と2人で決めるということもあり、何でも選べるならば、一番グレードが高い設備を選択するのが最良ですが、価格との兼ね合いがあるため、色々と決めるのが難しかったですね。
ただ、最終的には私たち自身で決定した仕様で部屋をリフォームでき、やってよかったと思っています。
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リフォーム担当会社:株式会社東急Reデザイン 担当:栗原氏
撮影・ライター:コンドミニアム・アセットマネジメント(株) 峰岸 孝次
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