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忘れがちなマンション購入後のこと


引き渡しが終わった後、やるべきことは意外と多いものです。あらかじめ知っておくと慌てずに済みます。

1. 引っ越し前にやることチェックリスト


物件のご見学時にお渡ししている弊社オリジナル「中古マンション売買ノウハウGUIDE BOOK」には一覧・チェックリストにしてまとめてあります。
大まかには、電気・ガス・水道・ネットの解約と契約住所移転など役所関連手続き、引っ越し作業に関連するものなどです。一つ一つはさほどでもないですが、量が多いのでリスト化して抜け漏れがないようにしたいですね。

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弊社「中古マンション売買ノウハウGUIDE BOOK」から抜粋


2.各種保険について

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住まいにまつわる保険選びは「4+α」で覚えておくと良いでしょう。見積もり金額は保険会社によって様々ですが、保険料の構成はどの保険会社でも概ね下記の「4+α」です。

①:建物の火災保険・・・建物本体の保険。火災のほか風や水害、その他偶発的な事故などもこちらでカバーされます。
②:家財の火災保険・・・家具や貴金属などはこちらに入らないとカバーされません。
③:建物の地震保険・・・地震が原因で起こった火災による建物被害は地震保険でないとカバーされません。
④:家財の地震保険・・・家財も同様で、地震が原因の火災などが心配な場合はこちらも入りましょう。
α:オプションの保険・・・個人賠償責任保険が代表格です。マンションの場合、「うっかり水道を閉め忘れて水が溢れて下の階に迷惑をかけた」などはこちらに入っていないとカバーされないことがあります。自動車をお持ちの方はそちらで入っている可能性もありますので、重複加入しないように確認しましょう。

3.管理組合について

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管理を行うのは誰でしょうか?ここは実はかなり多くの方が誤解していますが、答えは「マンションの住民の皆様」つまり、管理「組合」です。管理「会社」は、管理組合の皆さんが行うべき管理の委託を受けているにすぎません。マンションの一室を所有することになった時点で、管理組合の一員となることは義務となります。

町内会と違って「私、そういうの関わりたくないんで」というわけにはいきません。
マンション管理は、マンションの立地と同じくらい重要なものですので、積極的に関わって資産価値の向上を意識なさることをお勧めいたします。

4.不動産登記について

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登記とは「このマンションは私のものです」という所有権について、どなたでも閲覧可能な登記簿に記載をして、「確かにあなたのものですね」と公にする手続きです。

よく誤解がありますが、登記をしないと「所有権がないです」とか「売買がなかったことになる」といったことはありません。ただし、登記をしないと売買に関して何も知らない人の手に渡ってしまうなどのリスクが生じます。このようなことから、不動産を取得したら必ず登記をする必要があるのです。

5.確定申告について


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住宅ローン控除を受ける場合には確定申告が必要となります。会社員の方であれば、初年度のみの手続きで済みます。

手続きそのものはさほど難しいものではありませんが、事前に準備するものがいくつかあり、また確定申告の時期は窓口が相当に混み合いますので、混雑していない時期に早目に手続きを済ましてしまうのがコツです。

また、現在公的に進められている進「オンライン」や「郵送」での手続きも非常に便利です。


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