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#写真

梅田 写真報告

梅田 写真報告

 5月21日、大阪の緊急事態宣言は解除された。その前日、5月20日の梅田の様子を写真で報告する。全体として飲食店以外のアパレル、雑貨など商店が開き始め、一時期よりは人通りも回復しつつあるものの、通常より7~8割ほど減っている印象だった。

(13:37 御堂筋線北改札口直上)

(13:44 JR大阪駅中央口改札前)

(時間と場所によっては人混みが戻りつつある)

 駅周辺では、通勤客などが多く

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天王寺・新世界・西成 写真報告

天王寺・新世界・西成 写真報告

 いつのまにか5月も中頃になってしまった。緊急事態は延長されたものの、日に日に過ごしやすい陽気になるのも手伝って、どこかこの状況に慣れてしまった。感染者が抑えられてきたこともあり、徐々にコロナに飽きてきてしまっているように思える。検察庁法への抗議のハッシュタグが拡大した一因も、コロナの話題に飽きたことと、政権への不満が広がってきたことが重なったからではないかと、新世界を歩きながら考えていた。

 

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静かで暗い街を歩く 徹夜梅田探訪 下

静かで暗い街を歩く 徹夜梅田探訪 下

0時 北新地~中之島公会堂 終電がなくなり、いよいよ徹夜撮影の本番だ。まず北新地に向かった。以前訪れた昼間と同様、人通りがほとんどない。ただ、閉まっているクラブでもネオンが点いているので、怖さはそれほどない。飲み会と思われる5人ほどのグループが一組、女性スタッフと送迎するボーイ、道路工事の作業員、2人組の手ぶら青年、ランニングの恰好の女性。0時過ぎの北新地で見かけた人は以上だ。

(0:04 北新

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静かで暗い街を歩く 徹夜梅田探訪 上

静かで暗い街を歩く 徹夜梅田探訪 上

 緊急事態が宣言され、3週間が過ぎた。大阪の人通りはおよそ8割削減されたと言われている。筆者の家の周辺では行き場を失くした家族連れ・高齢者・学生が公園に集い、むしろ普段よりも人出は多いが、梅田ではかつての人混みが嘘のような、非常に快適な人口密度だ。地域による落差はあろうが、中心部において8割削減は大げさではないと感じる。

 さて、不要不急とは、についての議論がツイッターで散見されるなか、筆者が見

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中之島~心斎橋~難波の人通り 写真報告

中之島~心斎橋~難波の人通り 写真報告

 4月25日の午後を人のいない中之島の芝生で優雅に過ごそうかと思っていたが、似たような発想をする人は多いようで、中之島は混んでいるとも呼べるほどの人出だった。鴨川のカップルよろしく、川を望む芝生には一定間隔を置いて人がいる。筆者も端っこに陣取り、初夏とも言える日差しを受けながら、少し早いが冷麺(200円程度)をいただく。食後は佐木隆三著『娼婦たちの天皇陛下』を読む。街路樹は背もたれには向かないよう

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桜写真のあれこれ

桜写真のあれこれ

 筆者が、日本で暮らしたい理由のひとつとして桜がある。木にいっぱいの花が咲き、それが日本中どこに行っても、見ることができる。春はやはり最も好きな季節だ。

 だが、かといって筆者が桜の写真を撮りまくるかというと、そうでもない。桜は、あらゆるプロカメラマンがあらゆる方法で撮影しており、どう撮っても二番煎じどころか三番煎じでも足りないくらいの、既視感のある退屈な写真になってしまう。美しさで競うには、技

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