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「何故、”〜しなければならない”人生から抜け出すことが難しく、とても重要なことか?」(右脳・体感からお届け)

自分の心の声って聞いたことありますか?

僕は3ヶ月前までほとんどありませんでした。ちなみに今31です。

別にオカルトじゃないので、安心してください笑

3ヶ月前の体験は衝撃で、それが人生のすべてを変えたと言っても過言じゃありません。

僕は結構好奇心旺盛で、新しいもの好きなところがあります。

その時は、結婚していながら(今は離婚しましたが、)単身でシェアハウスに住むというエキセントリックな生き方をしていました。

そこで、自身でファスティングプログラムを作った元女医さん(これまたエキセントリックぽい笑)がいました。

ファスティング=断食くらいイメージしかなかった僕からするとすごく新鮮で、やったこともなかったから、彼女に指導を受けながら3日間のファスティングにチャレンジすることにしました。

ファスティングといっても、市販の酵素ドリンク・梅干し(1日1個)・黒糖(ちょびっと)は摂取してOK。低血糖といって、血糖値が下がると頭痛や吐き気や空腹感がくるので、その状態になる前に上記のものを少しずつ摂取し、血糖値をコントロールしながら実践するファスティングです。

準備段階として前日1日は腹7分目くらいでアルコールなし、ファスティング3日経過後は3日間の回復期間を経ます。よって、3日丸々ファスティングしようと思うと、計7日間のプログラムになります。

僕はファスティング中、山登りをしたり・普通に会社に行ったりもして過ごして、なんの問題もなく過ごすことができました。

そして、その日は、突然にやってきました。。。。笑

3日間のファスティング明けの4日日目の朝、回復食として野菜の重ね煮のスープを飲んだときでした。

言ったら、ただの野菜スープです。塩とか調味料ゼロです。

身体中にそのスープが行き渡り、香りが衝撃的に豊かで、とてつもなく美味しく感じました。
野菜ってこんなにうまいんや!と感動するとともに、

急に涙が溢れてきて、止まりませんでした。

それはもう、号泣状態で嗚咽がもれ、それが20、30分は続いたと思います。

野菜のうまさで泣いたわけではなく、、、(感動するくらいうまかったけど)

これまでの自分に対する申し訳なさとか感謝とか、あらゆる感情がミックスになって、ごちゃごちゃになって一気に吹き出してきました。

「自分は、自分をぜんぜん大切にできていなかった」

自分の心の中に、小さな自分がいて、檻に閉じ込められていて、それを見てみぬふりをしていたことに申し訳なく思ったのです。

ワンピースの、サンジの幼少期みたいな。(わかる人には、わかる笑)

そして、実は、「〜したい」とか「〜したくない」とか、心から叫んでいる自分がいたことに気が付いたんです。それをどれだけ無視していたかということにも。

それまで、僕は、それなりの大学に入り、大企業に就職し、そこで成果をあげ、海外で働き、海外で修士号もとり、自分のやりたいことを叶えてきたと思っていました。

けれど、それらは、自分が心からのぞむ“やりたいこと”ではなく、「〜しなければならない」という義務感・使命感・責任感のようなものを原動力に叶えてきたものでした。

動いていないと、認められない。

勉強しないと、置いていかれる。

勝たないと、何者でもない。

そんなふうに思い、自分に鞭打ち、しんどいけど、耐えて頑張る。

もちろん、その間に喜びも嬉しさもありました。

けれど、根本にあるものは義務感・使命感・責任感だったので、常に足りないが先行し、焦燥感を抱えながら生きていました

そんな自分に一杯の野菜スープが気づかせてくれたのです。


『自分の人生は自分のためにある。』


そんな当たり前で、これまで何度も聞いていたようなことが、腑に落ちるまで30年もかかってしまいました。

どれだけ、長い時間「〜しなければならない」で生きてきたか。

毎日学校にいかなければならない・テストでいい点をとらなければならない・進級しなければならない・親の言うことは聞かなければならない・いい子でいなければならない・大学にいかなければならない・大企業に就職しなければならない・成果を上げなければならない・・・・

心からの〇〇したい!!!!で、どれだけの時間を過ごせたのか。

それを思った時に、自分に申し訳なくて、申し訳なくて、涙が止まりませんでした。

だから、僕は「したいこと」を優先することにしました。
そして、「したくない」はやらないことにしました。

オフィスには行きたくないので出社しなくなりました。

そもそも会社員として時間を縛られたくないので退職しました。

出たくない集まりやミーティングは出なくなりました。

朝も起きたい時に起きるようになりました。

都会にいたくないので、田舎に移住しました。

食事も体が求めるものを食べるようになりました。

エトセトラエトセトラ・・・

結果、

自分の好きなことを生業に生きています。

朝は何時に起きてもいいです。(たいてい7時くらいに起きているけど)

ご飯は菜食中心です。(たまに魚たべるけど)

お酒は飲めなくなりました。(昔は毎週白目剥くまで浴びていました)

接する人は自分が好きな人と好きな時間だけです。

田舎で鳥の声、森の香り、海の景色に囲まれて過ごしています。

エトセトラエトセトラ・・・


はい。

本当に怖いと思ったのが、「しなければならない」を「やりたい」ことだと認識させられていたことです。

僕は、たくさんの目標を達成してきました。
そして、それらが、「やりたいこと」だと思っていました。

けれど、その目標の根底にある感情が恐れ・不安・焦り・罪悪感とかのネガティブな感情だった場合、それは“心からやりたいこと”ではありません。

誰かに作られた「しなければいけないこと」です。

それに気がつかないまま30年間生きていたのです。
めちゃ怖い。これが洗脳?!びびります。

「僕・私にはやりたいことがあります」って言う人も本当にそうですか?
それ、ちゃんと、“心からやりたいか”、点検しましたか?

心からやりたいことは、「ついつい」やってしまうし、やることは喜びの気持ちでできます、腰は重くありません、楽しみで前日からワクワクします。

そして、この喜びを持って物事に取り組むことは特別なことでもご褒美でもなんでもありません。人として当然の営みです。これを当然として生きていくんです。

苦しんで当然、辛くて当然、そんな人生は誰かに作られた「〜しなければならない」人生です。そんなもん、クソくらえ、してください。

言葉が汚くなってしまいましたが、これはすごく大事なことだと思います。
僕も毎日忘れないように、毎日を大切に生きていこうと思います。

まいにちが、よろこびとしあせでみたせるんだなぁ。みつを。気分で過ごしたいね。ゆうと。

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