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線を引くためにはまず点を打つことが必要

こんにちは、臼井です。


コロナのことがあってから約8か月ほど、完全在宅勤務に移行していたのですが、今日久しぶりに出社しました。

もはや家で働くことに慣れきっていたこともあり、正直「通勤が面倒」という気持ちが強かったのです。

しかし、電車の中はできることが限られるぶん、やっていることに集中できるのはいいですね。あれは意外な発見でした。

というより、忘れていた感覚だった、と言えるかもしれません。


社会情勢の変化により、半強制的に「変わらざるを得ない」環境になったのですが、このような大きなインパクトがあると、人は「仕方がない」というのもあって変わっていきますよね。

でも、特に外部からの要請もないけれど、自分で「変わりたい」と思っても、私たちは現状維持にひっぱられがちです。


いわゆる自己肯定感が、私はかなり低い人で、他人と比べては自分の力のなさに絶望することが昔から多かったです。

そのくせ、心の奥底での自己評価は高くて、純粋に出てくるアウトプットではなくて「本当はできるはず」という潜在力のほうに謎に期待をして、「ポテンシャルはおれのほうが…」なんてことも思ってきました。


サッカーにしてもそう。

勉強にしても。

仕事においても。

そして、コーチングにおいても…


ただ、「変わる」と言っても漠然としすぎているんですよね。

そもそも、今どんなで、どう変わりたいのか、何も具体的なイメージがないのですから…

色んな角度から「変わる」ということに関しては話ができますね。

今日なんかふと思ったのは、どう変わるのか、という具体的なイメージのことは一旦脇において考えてみると、変わるためには、まず何かを「変える」ことが必要なんですよね。

「変わる」というのが、意識レベルの変化をもたらす「線」のようなイメージだとすれば、「変える」というのは「点」の話です。

わかりやすいのは、行動を変えることですよね。

・起きる時間を変える
・悪い習慣をやめる
・良い習慣を作るための行動をする(走るとか筋トレするとか)

そういう「点」の集合体が「変わる」なんだよなと。

であれば、三日坊主になろうがなんだろうが、「点を打っていく」ことはやり続けていくことが「変わる」につながるんじゃないかと思うのです。


かの有名なスティーブジョブズの言葉に「conecting the dots」=「点と点をつなげ」という言葉がありますよね。

この言葉が語られるとき、多くの場合は「つなぐ」ほうに意識が向けられます。

そして、それは非常に大事なことだし、それによって何かが生まれることはある。

でも、です。


線を引くためには、まず点を打たなければならない。

無意識にやってきたことを意識化することで、それが実は点だった、ということはあると思います。

であるなら、意識的に何かを「変える」ことは立派に点になりうるんじゃないかなって思うのです。


私は、コーチングに出会い、馬場啓介氏の門を叩いたことがまず自分にとって「点」になっていて、そして今の仕事が「点」になっていて、これを結ぶことで提供できる価値を生むことができています。

こんな感じで、仮に小さかったとしても、「点」を打ち続けていくことが、自分だけの「線」を描くことにつながるのだと思えるのです。


人は習慣の生き物で、思考パターンすら習慣とも言えます。

つまり、習慣が今の自分を作っているということ。

線を書くことは大事ではある一方で、今までになかった線を書くために、新しい点を打つ。

そんなことも考えていきたいものです。


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臼井尚人@コーチ
TCS認定コーチ。企業でがんばる主体的サラリーマンを応援する者です。