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スケジュール①

こんにちは!吉永です。

今日はスケジュール(練習計画)について書いていきます。
みなさん計画的に練習を組み立てていますか?
恥ずかしながら僕は、コーチを始めてから最初の2年間ぐらいは考えていませんでした。
その結果どうなったかというと
同じメニューを永遠に続ける(3メン、シェルドリルなどは典型的😅)。
チームを成熟させるのに時間がかかりすぎる(というか、間に合わない)
などなどです。
そんな失敗を経て、僕は計画的にチーム作りをすることにしました。
スケジュールの方法などについてこれから書いていきます。

なぜスケジュール(計画)が必要なの?

その理由は、計画性なく練習をしていると、大会までにチーム作りが間に合わないからです。

システムが決まって、良いチームを作ろう!とワクワクしていると思います。しかし、結果は勝てないし、最悪な雰囲気のチームになってしまった。なぜだ?
原因は様々あると思いますが、その1つに「時間」が理由でシステムを落とし込められなかった!ということはありませんか?
「選手の理解度が低くて、練習が進まなかった!」
という声が聞こえてきそうですが。。。もちろんそれもあるでしょう。では、大会までに間に合わないと気づいたのはいつでしょうか?

僕たちコーチの仕事は、自分が考えたシステムを選手に体現してもらうことです。選手の理解度が低くて進行が遅れているというのなら、コーチ側が説明や練習方法を変えなくてはいけません。システムの1部を諦めることも必要かもしれません。スケジュールを立てることで進捗状況を確認して、大会までに準備を完璧にする。それこそがコーチの仕事です。
ですから、スケジュールはとても必要なのです。

最初にやるべきことは?

大会のスケジュールの確認です。
大会スケジュールは所属するリーグのホームページで確認できます。
次に大学のスケジュールを確認します。学生の本文は学業なので、そちらを最優先にします。
大会、学業のスケジュールの確認ができたら、遠征や、リクルート活動のスケジュールを入れて行きます。

年間練習計画

ポイントとなる大会は、シーズン最初の大会と最後の大会です。
シーズン最初の大会までにチームとして戦えるだけのシステムを落とし込み、最後の大会までに全てを落とし込まなければなりません。その間にある大会で、少しずつシステムを増やしていくというイメージです。

最初の大会までの練習計画

まずは最初の大会までの計画を立てます。
月間計画や、週間計画を立てるなど、やり方は人それぞれでいいと思います。僕の場合は約1ヶ月間でシステムを落とし込むため、だいたい2〜3日で新しいことを増やして行きます。

2〜3日って早すぎじゃないかな?
って感じる人もいると思います。でも、逆に考えてください。どうやれば2〜3日で落とし込めるんだろう?そう考えると、もっと簡潔にわかりやすく伝えなくてはいけないとか、日々の練習の組み立てるときに、練習の順番を考えたり、練習中のコメントの内容を考えるようになります。そうすることで、コーチングスキルは上がっていくと思います。

日々の練習計画

目標に向かって毎日練習を行います。その毎日の練習内容にも計画が必要です。

システムを理解させるために、どんなメニューが必要か、どんなコメントが必要か、メニューはどのように組み立てるか?などを考慮して、僕は分単位で練習計画を立てます。多少の誤差は出ますが、メニュー時間を延長することはほとんどありません。

それだと選手が理解できないままになる。

そう考える人もいると思います。これも先ほどと一緒で、どうやればこの時間で理解させることができるのかを私たちコーチは考えなくてはいけません。選手たちにはこの時間内で理解する!という癖をつけさせなくてはいけません。

それともう1つ。ダメなときはどれだけやってもダメだということを理解しなければなりません。

チームは1日で変わる!

この言葉を覚えておいてください。コーチをしている人は経験あると思いますが、なぜだかわからないけど、練習の雰囲気が悪い。だけど次の日は、これもなぜだかわからないけど、練習の雰囲気がいい。そんなもんです😁

あとがき

スケジュールについて説明しました。次回は僕が実際に使っていた練習ノートなどを使って説明していきます。

今回も最後までお付き合いくださりありがとございました!

では次回「スケジュール②」でお会いしましょう。

*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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