システム、プレーをチームに取り入れるときの注意点②
＊いつも素敵なお写真ありがとうございます！大事に使わさせていただきました！
このスウェット自体は格好良いし、選手が着てると格好良いけど、僕が着てるとただのパジャマみたい😵
こんにちは！吉永です。
今回は実際にプレーをパクる（←表現が悪いけど😅）ときの注意点を書いていきます。
注意点②：そのプレー教えることできるの？
これはめちゃくちゃ大事です！
どれだけ素晴らしいプレーでも、それをしっかり落とし込めなければ意味がありません。
落とし込むためには、コーチがそのプレーを熟知し、練習方法、攻めるポイント、上手くいかないときの改善策などをもっていなければなりません。
僕の恥ずかしい経験をもとにお話ししていきますね。
数年前。。。
芦屋大学のBチームのヘッドコーチをしており、Aチームのヘッドコーチからは
Aチームと同じことしなくてもいい。ヨッシーのコーチングの勉強のためにも自分の好きなようにチームを作っていいよ
と言ってもらえて、日々試行錯誤をしながらチャレンジしていました。
とはいえ、当時の僕はまだまだ駆け出しのコーチ。自分のスタイルなど確立されておらず、チームに合うオフェンスを探していました。
そんなときシャッフルオフェンスを知りました。少し勉強してみると面白いんです！
これだ！！
と思ってチームに取り入れました。
結果は。。。全然ダメでした😂
海外のサイトから引っ張ってきた文献や動画を元に落とし込んだんですが、全くうまくいきません。
ただ形をなぞっているだけ。。。
上手くいくための練習方法もわからないし、攻めるポイントもわからないし、何より困っている選手にアドバイスができない。。。
すぐやめました😂
でも諦めきれない。。。
シャッフルオフェンスの斜めにカットするのが好きで、どうしても使いたかった。
そんなとき、Aチームのヘッドコーチに相談すると
知ってるって言う人は多いけど、シャッフルオフェンスを完璧に教えれる人は多くはいないよ😁
と言われ
ヨッシーが失敗したように、知ってるだけでは上手くいかない。
練習方法が確立されていて、攻めるポイントが整理されていて、それでも上手くいかないときにちゃんと改善できる。それが大事！
特にシャッフルのようなコンティニティー（←continuityカタカナ合ってる？😅）オフェンスでやるのは難しい
そう言われて
知ってると教えれるは違うことに気づきました。
じゃあどうすれば。。。と聞くと
プレーの１部だけをパクればいいんじゃない？斜めのカットがしたいなら、そこだけパクってもいいんだよ。
そう言われて
あっ！そうか！！
とすごく納得したのを今でも覚えています😁
例えば。。。
・シャッフルオフェンスのシャッフルカット
・トライアングルオフェンスのコーナーアクション
・プリンストンオフェンスのドリブルハンズオフのやり方
・プリンストンオフェンスのパスのアイディア
・ジェイライトのボールのもらい方のアイディア
（それぞれの詳しい内容はここでは省きますね😅）
などなど他にもありますが、こんな感じでプレーの１部やアイディアをパクって自分のプレーに混ぜ込んでいます。
失敗例
１部だけを取り入れることを知って、上述したように色々と取り入れ始めました。その中でトライアングルオフェンスのコーナーアクションを取り入れたときの失敗例があるので、恥ずかしいけど暴露しておきます。
（今はちゃんと改善して取り入れてるのでご安心を😁）
コーナーアクションとは下の写真のようなアクションです。
（僕がやりたいプレーなので、本物のトライアングルと違ってたら御免なさい！）
このようなトライアングルオフェンスのコーナーアクションをどうしても取り入れたかった僕は、下の写真のように取り入れました。
（システムブレイクを取り入れているので、常にこの形で走るのですが。。。このプレーのときだけは、３は左サイドのコーナーまで走った後、追加でボールサイドのコーナーまで走るようにしていました）
写真で見ればそんなにおかしくはないんですが、３の運動量が。。。😅
これを成功させるためには、ディフェンスがセットする前にやらなければいけない！そう思っていたので、３は常に全力で走ってコーナーまで行くようにさせていました。
このプレーが連続で続いたら。。。３のことを想像しただけで恐ろしいですよね😂
そんなことも気づかずにプレーさせていたら。。。
選手から
さすがにしんどすぎます！コールされたらやりますけど、正直辛いです！！
って言われちゃいました😵
その後すぐに改善しました😁
何が言いたいかというと、このプレーが良いか悪いかは別として、どのように取り入れるかが大事！😂
まぁそんな失敗もしたからこそ、今のプレーがあるんだと思います。
当時の選手たち。。。ごめんなさい🙇♂️
あとがき
今回は１部をパクることに重点を置いて説明しましたが、もちろん全部パクっても問題ありません！
最初から最後まで完結されたデザインプレーなどは丸パクリしてます。
次回ももう少しだけ同じテーマについて書いていきますね。
おこぼれ話
前節は香川とのゲームでした。
香川にはカンジ（高比良選手）がいます。
（こいつもnoteによく出てくるな😂）
カンジは体が強く、身体能力にも長けており、彼の勢いに乗ったドライブは手に負えません。
逆を言うと僕の知っているカンジはそれだけの選手でした。
でも今は違う。
ドライブからのレイアップの精度もかなり上がり、ショーンやラキームが相手でもレイアップを決めきれます。外国籍選手の前でレイアップを決めれる日本人は多くはいません。
３Pも少しずつ精度が上がっています。
そして何より、あの勢いあるドライブからパスが見えるようになっていました。
（”出来る”ではなく”見える”と表現したのは、まだまだターンオーバーが多いから😁それに、出来るって言っちゃうと調子乗ってくるからね😤）
カンジは見るたびに成長しています。違うチームですが、彼の成長を見るのが楽しみだし、嬉しいです！
彼が成長し続けるのは、彼が誰よりも努力家だからです。
常に自分の成長のために努力します。チームのために努力します。そして自分だけではなくチームメートも誘って、一緒に努力します。
その努力が実を結び、今のカンジがいるんだと思います。
そしてそんなカンジを多くの人が応援し、手助けしたくなってしまいます。
そうさせるのは彼の人柄ですね。
自分にも人にも厳しいけど、その何倍も人に優しいナイスガイ！
多くの人に知ってもらいたい選手の１人ですね！
良いチームを作るには良い人間を集める！
以前の投稿で書きましたが、まさに彼のような人間が良いチームには必要だと思います。
逆に、努力を間違えた人間がいると良いチームはできません。
常に自分のために努力する＝人を蹴落として（人の評価を下げて）自分の評価を得る
チームのために努力する＝自分が気持ちよくバスケットができるために意見をチームに発信する。
チームメートも誘って一緒に努力する＝自分のワークアウトのために人を利用する。
このような間違った努力をする選手は見つけにくいです。一見すると全て良い人間と同じ行動に見えるからです。でもね、一緒に過ごす時間が長くなれば見えてきます。必ず見えてきます。
それに気づいたとき、コーチはどう対応するのか。
その対応が、良いチームになるか、そうじゃないチームになるのかの大きな分岐点です。
バンビシャスにも良い人間たくさんいますよね。
その中の1人！
前節のMIPケイタロウ（木村選手）！！
彼も自分のために、チームのために常に正しい努力ができる人間です。
彼が前節どのような想いでフロアに立ったのかはわかりません。本人のみぞ知るってやつです。
ですが、最後のあの涙、彼なりの想いの中で精一杯努力したんだと思います。
その努力は決して前節の試合だけではありません。
ユウト（大塚選手）が怪我した後からでもありません。
リーグが始まってからでもありません。
ずっとです！
チームに合流したその日からずーっと彼は努力し続けました。
そして今もです。
その努力がチームにエナジーを与えてくれています。
少なからず僕は彼からたくさんのエナジーをもらっています。
たくさんの人にエナジーを与える
それが木村啓太郎という選手です！
でもね！
泣くなー！！！！！
泣いても現状は変わらない。結果も変わらない。誰かの心を動かせたとしても、今はそれじゃない。今は強いケイタロウが必要なんだぞー😂
でも泣いてしまったんだから、次は嬉し涙をみんなに見せなくちゃいけないからなー！！
自分でハードル上げてしまったな😁
頑張れ！けいたろー！！
カンジと戦ってる姿かっこよかったぞ😁
ケイタロウとカンジは香川で仲良しのチームメートだったそうです。今でも連絡取り合うぐらいの仲良しです。
２人を知っている僕は、２人のぶつかり合いがめちゃくちゃ楽しかった！めちゃくちゃ嬉しかった！！
チームは負け越しちゃったけど、ケイタロウが頑張ってくれたおかげで、僕たち（僕とケイタロウ）はカンジにマウント取られずにすみました😁
最後に。。。
Bリーグマスコットの頂点を決める戦いがあるそうです。
その名も
"MASCOT OF THE YEAR"
スタメン入りすると宣言されてました😁
スタメン入りってなんやろ？
（詳しくなくてすみません😂）
なんにせよ、Bリーグマスコットで頂点に立ちたいんだと思います！
今日から投票がはじまっているそうなので、是非とも！我らのシカッチェに投票お願いします！！
全く知らない人もいると思うので、写真載せておきます↓↓↓
可愛いでしょ🤗
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます！
それではまた次回！！
質問などあれば、コメント、twitter、facebookでいつでもご連絡ください！
＊このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。
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