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【プロコーチが教える】やりたいことの見つけ方

こんにちは、コーチの中原です。
今日は「やりたいことの見つけ方」についてお話しします。

やりたいことを見つけたい方、もしくはやりたいことを見つけて人生を変えたい、そしてそれを仕事にして生きていきたいという人は、ぜひ最後までお付き合いください。

マインドの使い方一つで、自分との関係、そして他者との関係性が大きく変わります。
人生を左右する心の使い方を一人でも多くの人に知っていただき、活用してもらえたら嬉しいです。

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やりたいことを見つける方法はあるのか

さて、本題の「やりたいことの見つけ方」ですが、これはシンプル思えますが非常に奥が深いテーマだと思います。

もし、「やりたいことを見つけたいんですけど、どうしたらいいですか?」と聞かれたら、なんて答えますか?
結構難しいですよね。
質問者によって全然違うかもしれませんし、難しい問題です。

自分の経験を話すのも一つの方法論かもしれませんが、それが相手にとって使えるかどうかは分かりません。
これは本当に難しい問題です。

ですが、コーチングの現場では非常によく聞かれる質問です。
なぜなら、やりたいことをして生きていきたい、自己実現を目指したいという方が多いからです。
自分が「これをやりたいんだ」「これをやっていたら幸せなんだ」というものを見つけたい、そんな方が多くいらっしゃいます。

この「やりたいことの見つけ方」は、実はコーチング理論を学ぶと非常にシンプルなんです。
この記事の内容を実践すれば、そのシンプルさを納得していただけると思います。

コーチング的”やりたいことの見つけ方”

では、「やりたいことの見つけ方」について具体的にお話しします。
やりたいことを見つけるときには、「やりたいこと」を「出会う」という感覚に変換してみてください。
やりたいことと出会う、というとピンと来ないかもしれませんが、好きな人と出会う、という風にイメージしてみてください。

例えば、今大好きな人と付き合っている、結婚している方は、自分のことや友達、知り合いのオシドリ夫婦や仲の良いカップルがどのようにして出会って付き合うようになったのかをイメージや振り返りをしてみてください。
実際に聞いてみるのもいいでしょう。

「どこで出会ったのか」を聞いていくと、面白いことが分かります。
結論を言うと、自分がいつも行っている場所で出会った人は少ないんです。多くのケースでは、「まさかこんなところで」とか、「友達に強引に誘われて行ったコンパや飲み会で出会った」ということが多いです。

一方でまだ大好きな人や素晴らしいパートナー、配偶者、結婚相手などに出会えていない人に話を聞くと、実はあまり積極的な行動をしていないケースが非常に多いんです。
例えば、仕事をしている人だと、自宅から職場までの往復を毎日同じ道を通っているだけで、休日も部屋で過ごし、ほとんど出歩かないという人が多いんです。

こうした人たちは、理想的な相手に出会うチャンスが少ないんです。
この話から分かるように、良い出会いを望むなら、自分のコンフォートゾーンから出る必要があります。
自宅や職場、行きつけの店など、普段の居場所から出て、新しい場所や状況に飛び込むことで、新しい出会いが増えるのです。

やりたいことや好きなことを見つける場合も同じです。
やりたいことに熱中している人は、自然にそれを見つけたわけではなく、積極的に新しいことに挑戦しています。
私もやりたいことを持ち続けていますが、それは友達が楽しそうにしていたから「何それ?自分もやってみたい!」と試してみた結果ハマっているのです。

新しいことを始めるきっかけは何でも良いのです。
例えば、最近始めたスパイスカレー作りも、最初はYouTubeのレシピを見て試してみたことがきっかけです。
そこから自分や家族の好みに合わせてアレンジし、どんどん美味しくなり、今ではすっかりハマっています。

ちなみにカレー作りにハマった最初のきっかけは、もともと市販のルーを使ってカレーを作っていたのですが、グルテンフリーを実践するために小麦粉を避けたいと思ったことから始まりました。

理由は本当に何でもいいです。
ポジティブなものである必要もありません。
実際、私も小麦粉が食べられないというネガティブな理由からスパイスカレー作りにハマり、休日にカレー屋巡りの趣味まで出来ました。

現状の外の情報は人生を変える

新しいことに挑戦することで、自分のコンフォートゾーンの外にある情報にアクセスできます。
これは、自分が知らないうちに興味を持ち、やりたいことを見つける大きなきっかけになります。
皆さんも、気軽に新しいことに挑戦してみてください。

やりたいことを見つけるためには、自分のコンフォートゾーンから一歩外に出ることが必要です。
ネットでもいいですが、物理的に新しい場所に行くのも効果的です。

例えば、私がライブハウスで活動するようになったのも、最初はライブを見に行ったことがきっかけでした。
プロのライブは何度も見たことがありましたが、ライブハウスという空間がどんなものかは分かりませんでした。

最初は違和感がありましたが、何度か通ううちに慣れてきて、知り合いもできました。
こうして新たな出会いや興味を広げていくのです。
やりたいことの種は、こうした能動的な経験の中で見つかることが多いのです。

やりたいことや大好きなことを見つけるためには、現在の自分の感覚や好きだけを優先させると難しいことが多いです。

逆に、今のコンフォートゾーンから一歩外に出ることで、出会う確率が大きく上がります。
ちょっと落ち着かない場所に行ってみるとか、続けるかどうか分からないことでもとりあえず始めてみることが大切です。

このように、やりたいことや大好きなことを見つけるには、現状から一歩踏み出すことが重要です。
今の自分の感覚だけに頼らず、新しい場所や状況に飛び込むことで、新しい出会いや興味が広がります。
それらは多くの場合、初めから居心地が良く楽しいとは限りません
是非、勇気を持って一歩踏み出してみてください。

見つけるではなく”出会う”と考える

やりたいことや大好きなことに出会うのとパートナーに出会うのはまったく同じなので、ぜひコンフォートゾーンの外側へ踏み出して欲しいと思います。
やりたいことや大好きなことだから、見つけた瞬間にビビッと来るものだと思っているかもしれませんが、意外にビビッと来ないものの方が多い気がします。
これについて誤解している人が本当に多いですね。

最初は「こんな面倒くさいことやるの?」と思って打ちひしがれるかもしれません。
嫌になって「やってられないな」という感覚になることもあります。
しかし続けていくと、「ここまでできた」「うまくいった」「いいものができた」という成功体験で興奮します。
そうすると「面白いな!」ともう一回やってみたくなるのです。
そして、またうまくいかないこともあり、イライラが募るのですが、再びうまくいくと、「やった!前よりも良いものができた!」という感覚になります。
こうして何事もハマっていくものです。

この一連のプロセスを知っておいて、やりたいことを一目惚れ的に見つけるのではなく、恋愛のように最初はお互い意識していなかったけれど、顔を合わせる機会が続き、お話をしていく中で「いいな」とお互い惹かれ合っていくかのように、やりたいことが気づいたら自分の中心になっていたというのが目指すべき一つの理想です。

この感覚を活かして、もし自分が職場と家の往復がほとんどという人は、友達や知り合いのきっかけを使って普段行かない場所に出ていくことを試してみてほしいです。
これにはかなり効果があります。
恋愛でも、やりたいことを見つける際にも使えます。

日々の生活にハリがない、刺激が足りないと思っている人は現状の外の情報を無意識が求めています。
ぜひ参考にしてみてください。

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