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セルフトークを徹底してコントロールすると人間関係が一変する
こんにちは、コーチの中原です。
今日はセルフトークを徹底してコントロールすると、人間関係が一変するというお話をします。
セルフトークのコントロールやセルフコーチングに興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
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セルフトークはコーチングの基本であり奥義
さて、本題のセルフトークのコントロールについてです。
セルフコーチングを知っている、実践しようとしている方は、まずセルフトーク、つまり言語コーチングから始めることが多いと思います。
このセルフトークは非常に強烈ですが、少し地味に感じられることもあります。
そのため、重要視されていないことが多く、非常にもったいない状態です。
今日のテーマは、私の体験談です。遡ること10年前、コーチングを学び、プロコーチになるというゴールを設定しました。
その時に最初に実践したのがセルフコーチングでした。
セルフコーチングをしっかりと行い、その効果をフィードバックしていきました。
その際にもっとも重要だと教わったのがセルフトークのコントロール、つまりセルフトークのマネジメントです。
セルフトークとは
セルフトークとは、内省的な心の声のことです。
シンプルに言えば、自分の心の声です。
普段、自分がどう感じたか、何を思ったかなどが、セルフトークとして心の中を飛び交っています。
私たちの脳内では1日に6万回から8万回もセルフトークが発生すると言われており、ほとんどが意識に上がりませんが、感情が動いた時に一部が意識化されます。
例えば、「これできるかな?」とか、「なんでこんなこと頼まれるんだろう?」といった感情が動く時に、心の声が意識に上がります。
このセルフトークをコントロールする、マネジメントするというのは、否定的な言葉や嫌味、ネガティブな言葉を徹底して排除することです。
そうすることで、シンプルに良い人になります。
私の小学校の頃、そういう友達がいました。
悪口を言わない、茶化さない、非常に優等生で人気者でした。
その友達はドラえもんでいう出木杉くんのような存在で、まさに感じの良い理想的な人物でした。
ポジティブなセルフトークは自他ともに肯定できる
セルフトークのコントロールを実践することで、ポジティブな言葉や相手を認める言葉、自分を誇る言葉を当たり前に使うようになります。
「それ、いいですね」とか、「それ、素敵ですね」といったポジティブな情報を日々発信することで、ポジティブな人を引き寄せ、ネガティブな人を寄せ付けなくなります。
最初は恥ずかしさや抵抗があるかもしれませんが、長期的に見ると、圧倒的に良いことが多いです。
言葉の力はすごいのです。
無意識の変化は親しい人を拒絶することも
今回ご紹介するエピソードは、セルフトークを意識に上げて徹底的にマネジメントした結果です。
コーチングを本気で学び、実践し始めた私は
相手を小馬鹿にする
茶化す
自虐ネタを言う
などを一切やらないと決めていました。
その当時私は音楽活動をしていて、年上の方とユニットを組んでいました。
ある日、スタジオに練習に行った時、学生服を着た若い子たちがいました。その時、その先輩が学生のギターを見て「かっこ悪!」と言ったんです。
もちろんその若い子に聞こえるようには言っていませんでしたが、それでも私は受け入れられませんでした。
コーチングを本気で実践し、セルフトークを徹底してコントロールするようになってから、そういう言葉が許せなくなったのです。
その結果、そのユニットは自然消滅し、その先輩ともほとんど連絡を取らなくなりました。
これを例えるなら、添加物やファストフード、冷凍食品を全く摂取しない食生活を2週間続けた後に、ジャンキーなハンバーガーを食べるようなものです。
2週間では久しぶりに食べられて美味しいと感じるかもしれませんが、無意識レベルで変わった場合、拒絶反応しかないのです。
セルフトークは思いっきり自分を書き換える
この経験から、セルフトークのコントロールがいかに重要かが分かります。
言葉は私たちの生活のあらゆる場面に存在します。
セルフトークをマネジメントすると、否定的な言葉を避けている場所に行けなくなり、そのような言葉を使う人とは波長が合わなくなります。
もっとはっきり言えば「同じ空気を吸うのも嫌・・・」となります。
セルフトークのコントロールを実践すると、セルフコーチングを実践する身として、成長を実感できます。
心の声をコントロールすると、無意識(情報空間の自分)が変わり、その結果として周りの環境や付き合う人も変わっていきます。
これは強烈な成功体験となります。
一気に人間関係を変える無意識の力
私たちの悩みのほとんどは人間関係に関するものです。
人間関係の悩みを個別に調整しようとすると、意識することが膨大になります。
しかし、セルフトークをコントロールすることで、無意識に変化が生じ、人間関係も自然に変わっていくのです。
反対に、個々の顔を思い浮かべながら「自分はこの人たちとそれぞれどう付き合うべきなんだろうか?」と考えるとかなり疲れます。
そういう人と繋がるためにはどうすればいいかを考え、それに基づいて行動しなければなりません。
相手によって態度や振る舞いを変えなければいけないかも知れません。
これは非常に大変なことです。
もちろんそのやり方自体は悪いとはいいませんが、非常に労力がかかります。
一方で今日ご紹介したセルフトークという一段、階抽象度の高い部分をコントロールすることにより、人間関係が一変し、自分のコントロール下に置けるようになります。
今回ご紹介したのは、ポジティブな言葉を使い、ネガティブな言葉を排除するという使い方でした。
これをさらに細かくすると、人間関係の詳細までコントロールできるようになります。
ただし、弱点としては個別(ピンポイント)でコントロールが難しいということです。
例えば本当は離れたくない人でも、その人の発言や考え方、信念が受け付けなくなることがあります。
しかし長期的な視点で見ると、そのような関係性はお互いに良い影響を与え合わない可能性が高いので、割り切って受け入れることが重要です。
自由に生きる人ほど自分の言葉に責任を持つ
セルフトークのコントロールは非常に効果的で、普段から意識して日常的に活用すべきです。
自分のコンディションやストレスを上手にコントロールしている人は自分に語りかける言葉に細心の注意を払います。
私のクライアントにも実践を強く勧めています。
抽象度の高いレベルで書き換えができるようになると、人間関係の悩みを一気に変えることができるのです。
実際、ネガティブな言葉を使う人を遠ざけるのは容易ではありません。
自分から見て、相手が良い人だと思っている場合や、将来的にその人との交流が有益だと考える場合、なかなか切り離せないことがあります。
しかし、無意識レベルでセルフトークをコントロールできるようになると、その人を受け入れなくなるのです。
ぜひ、人間関係の悩みを解決したい方、今まで意識的に距離を置こうとしたけれども上手くいかなかった方は、その人たちのコミュニティで使われている言葉に注目してください。
そして、その言葉を積極的に取り入れると、より良い人間関係を築くためのチャンスが増えるだけでなく、無意識レベルでその人たちと繋がりやすくなります。
これは、ネガティブな言葉を拒絶するのと同様に、ポジティブな人々と自然に繋がることができるということです。
セルフトークのコントロールによって、良い人間関係を築くことができます。
セルフトークは確かに地味ですが、非常に効果的です。
今回はセルフトークを徹底してコントロールすると人間関係が一変し、さらにコントロールできるというお話でした。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ、セルフトークのマネジメントを実践してみてください。
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