積みあがる努力と積みあがらない努力の違い
※この記事は、stand.fmにUPした内容をnote用に再編集したものです。
こんにちは。
ライフキャリアMasakiです。
まずは近況報告からさせてください。
Youtubeやnoteで「コーチングの販売戦略」を発信し続けるおはなし屋なおとさんとのコラボ企画「フリーランスコーチのおはなし会」を昨日リリースしました。
29日13時からオンライン説明会をやるので、独立3年以内のフリーランスコーチの方は、ぜひお気軽にご参加ください。
キーワードは「一生食っていきたいと思っているか」です。
フリーランスになって思うのは、最初が肝心だということです。
極端な話、やりたいことをやろうと思って独立したのに、お金が無くなったらお金を稼ぐためにやりたくないこともやらなきゃいけないわけです。
そうなると「何のために独立したのか」ということになりかねないと思うんです。だから最初に、一生好きなことをやり続けられる土台を集中してつくる期間をつくりましょう、という想いでこの企画を立ち上げました。
興味のある方は、お気軽に説明会にお越しください!
それでは、本題に入りまーす!
積みあがる努力
今日のテーマは「積みあがる努力と積みあがらない努力の違い」です。
僕は、子どもの頃から大学時代までなんの特徴もなく、今日のテーマでいうと「積みあがらない努力」をし続けているような人でした。
でも社会人になって考え方を変えて、「積みあがる努力」をするようになって、1社目の人事では最年少課長に選ばれるまでになれたし、2社目の転職エージェントでは全社年間MVPを獲得することができるようになりました。
じゃあ僕がやった、積みあがる努力とは何か
それは「セオリーと実験」です。
物事には、必ず「セオリー」というものがあります。
言い換えると、基本。
武道でいうと「型」の部分でしょうか。
なにかをはじめるとき、ここは徹底的に学んで身体に染み込ませるべきだと思います。
僕のケースでいうと、転職エージェントのキャリアアドバイザーだったので、「求職者面談の方法」や「コミュニケーションの取り方(傾聴など)」「求人知識の入れ方」など基本的なスキルは、最初の頃に徹底的に身に着けました。
そのセオリーを習得したら、次に自分の色を出していきます。
それは、いうなれば実験です。
たとえば、月30人と面談していたところを50人にしてみるとか20人にしてみるとか。求人を20件紹介していたところを50件紹介してみるとか。
そうすると、上手くいったりうまくいかなかったりしますよね。
ここで、データを積み上げていくわけです。
あぁ、50面談なら多すぎるな、とか、求人は30件紹介して選んでもらった方がいいな、とか。
成功した人の体験談とか、会社内だとノウハウ共有などもありますが、それを参考にするのは、自分の型ができてデータを色々取ったうえで疑問が出た場合のみにしたほうがいいと思います。
なんでもかんでも読書する、ではなく「自分の課題に対する答えを見つける目的」で読書するようなイメージでしょうか。
※趣味の範囲なら多読もします。あくまで「努力」としてのケースです。
ということで、僕のイメージする「積みあがる努力」は「セオリーと実験」を繰り返す、ということです。
これを徹底するために、転職した当時、僕は「ベンチマークするライバルを決めよう」と先輩にアドバイスされても、頑なに設定しませんでした。
いや、正確にいえば「設定できなかった」んです。
誰か特定の人物を意識しすぎると、自分の型がなくなっちゃう気がして。結果的には、それが「自分だけの型」をつくることに奏功しました。
積みあがらない努力
では、社会に出るまでの僕がやっていた「積みあがらない努力」とはなにか?
それは、「上手くいっている人のやり方を真似る」ことです。
ど真ん中のロールモデルがいて、その人と全く同じ人間になるべく「徹底して真似る」ならいいかもしれません。
だけど僕がやってたのは、「上手くいかなかったらすぐ別のやり方に変える」ということでした。
たとえば少年時代、僕は野球をやっていましたが、打ち方をすぐ変えていたんです。ある時は立浪、ある時は波留、ある時は緒方、のように。
※名前分からない人すみません。スルーしてください笑
打てるとそれをしばらく続けながら、それでも打てなくなるとすぐ違う打ち方に変えていました。
そこには型も土台もなかったから、積み上がっていかないんですよね。
だから、会社のなかで月ごとに、四半期ごとにうまくいった人のインタビューなんかが出た時にそれを読んで、毎回すぐ取り入れちゃう人は要注意です。
※あくまで、型ができていない状態で、という話です。課題を持っているならどんどん参考にします、僕も。
会社内じゃなくても、世の中の成功法則とかに飛びついちゃったりすることも同様だと思っていて。
最近でいうと、藤原和博さんの「100万分の1の人材になる方法」あたりでしょうか。あれも素晴らしい考えで「希少性」を体現する方法なんですが、そもそも1つのことを極めるのに1万時間掛かるわけです。
相当な期間が必要になるので、軽い気持ちで始めちゃうと昔の僕みたいに「ちょっとやってみたけどうまくいかないな」と、また他の方法を探してしまうかもしれません。
だから、改めて大事にしたほうがいいと思うのは、まず「自分が取り組んでいることのセオリーを見つめ直す」ということ。
そのうえで、自分は何ができて何ができないのかの実験を繰り返す。そこで課題が見えて、初めて情報は活用できる、ということです。
大切なのは「自分の頭で考える」時間を増やすこと
ということで、僕は学生時代まで「積みあがらない努力」を続けてきていたので、なにも溜まらずに「自分はこういう生き方がしたい」とか「自分にはこういう方法が合うんだ」ということがないまま社会人になりました。
ただ、そこで考え方を変えて「自分の仕事のセオリー」や「自分なりの実験」を繰り返したことで努力が積みあがっていって、それが最終的に結果として花開いた、という出来事があったことから今日のお話をさせていただきました。
ただ、矛盾するようですが「これも、あくまで僕の考え方」なんですよね。
だから本当に大切なのは「自分の頭で考えて、今の自分に必要かどうかを判断して」から、取り入れるかどうかを決めることだと思います。
それが、あなたという人間を一番輝かせる努力の方法かなと思います。
よかったら、必要なところだけ参考にしてみてください。
Masaki
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