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気づきの支援日誌ーコーチングサービス提供実務者の記録ー

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産業コーチングの普及啓発活動の一環として、職業としてコーチングサービスを提供する実務者が、日々どのようなことを考えて実践に取り組んでいるのかを発信していきます。
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気づきの支援日誌7/6

気づきの支援日誌7/6

質問技法は、最初の2年間は内面を扱わないパフォーマンスコーチングに限って使ってたけど、次第に使わなくなった。

質問技法は、クライエントの視点をこちらが意図した方向に変えたり、「AとBを分けて考えてみませんか?」と、こちらが意図したような基準で分類することを促すような方法。

コーチ養成機関によっては、コーチングスキルと言われている。

そういう意味では、僕は「スキル」は使わなくなったといえそう。

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気づきの支援日誌6/25

気づきの支援日誌6/25

時代の流れによって、言葉の社会的な意味が更新されるように、セッションでもご利用される方の言葉の個人的な意味が更新されている。

日々、その変化の中に関わりを持たせていただいているということに、今日ふと気づいた。

同じ言葉でも意味が増えたり新しくなるのは"今ここ"で体験している感覚をより正確に表現する目的で、「言葉の使い方」の方が変化していくからなのかもしれない。

気づきの支援日誌6/23

気づきの支援日誌6/23

同じご利用者さんであっても、同じセッション内容になることはない。これは「今回のことを参考に次回はこう接しよう」という前の事象にもとづいて工夫しようとしても、その工夫は「今ここの瞬間」で絶えず形成されるセッションの流れの中では異物感が出るだけで、うまく進展しない。

その時その時の相互作用によって発展プロセスに身をゆだね、関係性の当事者・参加者として自身の変化ややりとりの変化を観察しながら、対話に役

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