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【詩】虹とわたし

弧を描き、
七色を映す空

日の光を背に
眼前にそれを見た

目に映るそれは
普段見えないことが

確かにそこにある
知らせ

やがて消え
跡形なく
その存在の証明ができなくても

その美しさと
奇跡の情景は

確かにそこにあった

それは、
それを見たわたしだけの

確信

誰かと出会い
何かを感じ
ここを体験した

それは、
儚くとも
確かにそこにあった

それを見た

わたしだけがその証人


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