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コーヒーの淹れかたを少し変えた

嫁にいつも「味オンチ」と呼ばれています。

自分ではあまり自覚していなかったけれど、どうも僕の味覚は鈍いのかもしれません。そんな僕でもハッキリと味の違いに気づいたことが最近ありました。

コーヒーです。

僕はいつもフィルターでコーヒーを淹れます。使っているのは、ダイソーで買ってきたプラスチックのフィルターとペーパー。豆はオーストラリアの大手スーパーAldiが出している安いやつ。500グラムで8ドルです。

で、この前コーヒーの淹れかたに変化をつけてみたら、味オンチの僕でも分かるくらいコーヒーの味が変わった。

スプーンで混ぜ返してみたんです。ドリップ中の豆を。そうしたら味が広がったというか、もっと味が分かるようになったっていうんですかね。ちょっと表現が難しいんですが、味が浮き出てきたんです。味オンチって呼ばれてる僕でも分かったので、間違いなく味に変化があった。

その発見のあと、今度はドリップ中に豆を混ぜないで淹れてみました。そうしたらやっぱり混ぜた時のほうが味がしっかりと分かる。ちょっと淹れ方を変えるだけでこんなにもコーヒーの味が変わるのか、と感心しました。

ただ、ドリップ中の豆をスプーンで混ぜるだけ。誰でもできる一工夫。

もちろんこれは僕が自分で思いついた工夫じゃないです。カフェで店員さんがフィルターのなかの豆を混ぜているのを見かけて、「なんで混ぜてるんだろう」と疑問に思ったのが頭の片隅にあったんです。それをフッと思い出して試してみたら、というのが経緯。

簡単にできるので、フィルターでコーヒーを淹れるときはお試しあれ。

コーヒーとか、ワインもそうなんですけど、味をほかの食べものに例えるじゃないですか。「これは黒コショウとキャラメルの風味が、フルーティーな酸味とチョコレートの芳醇な香りと相撲を取っている、ような味だ」みたいな。

僕も味覚に磨きをかけて、いつかはそんな風に味の解説をしてみたいもんです。アコガレ。




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