グローバル社会を生き抜くために、本当に必要な力とは
「英会話を勉強しなきゃな…」と思っている方や、子どもに英会話を習わせたいと思っている方に読んでいただきたいお話です。あくまで持論ですが。
私が以前勤めていたのは、日本が本社の企業ですが、「数年でこんなにも変わるものか」と驚くほど、グローバル化の波を感じていました。
外国人上司もどんどん増えていたので、ミーティングやメールも英語の割合が増大。英語が苦手な私は、内容を理解するだけで必死でしたし、メール1本作成するのに何分かかるんだ…という有様(苦笑)
これからの時代は、ますますグローバル化が進むでしょう。日本国内で働く外国人労働者は確実に増えますし、海外の社員や取引先とオンラインでやり取りする機会もさらに増えてくるはず。
そんな方々と一緒に仕事をしたり、スムーズにコミュニケーションを取ったりするために、英語力は高いに越したことはないと思います。
夫も共通の思いを持っていたため、息子には英語に触れる機会として、ベネッセの英語教材(Worldwide kids)を購入しています。今の保育園に入れるまでは、インターナショナルプリスクールにも通わせていました(認可保育園に入れなかったという理由もあるのですが…)。
しかし、子どもの英語力(会話力、読解力、語彙力など)を伸ばすことが目的ではありません。
私自身も幼稚園生の頃から英会話を習っていましたが、それが逆に英語に対する苦手意識に繋がった経験をしているため、「幼少期から英会話を習わせる」=「英語力が高まる」とは思えないんです。
(子どもに習い事をさせて才能を伸ばしてあげたいなら、親がどのような関わりをするかで本当に変わってくると感じています。その話はまた今度。)
ではなぜ、英語に触れる機会を作っているのか
私と夫が息子に感じてもらいたいなと思っているのは、
「この世界には、自分と違う文化、思想、見た目、考え方などを持っている人がたくさんいる。誰が偉いとか正しいとかではなく、それぞれみんな大切な存在だ。」ということ。
違いや個性を受け入れ、相手に対して敬意と興味を持ち、
尊重し合いながら良い関係を築けるコミュニケーション力こそ、
これからのグローバル社会を生き抜くうえで必要な力だと思うのです。
自分が正しいという前提で人をジャッジしたり、「〇〇人はこうだから…」と決めつけるような関わりをしていては、どんなに英語を流暢にしゃべれても意味がありません。
実際、会社でグローバルプロジェクトを成功に導いていた上司は、英語がペラペラではありませんでしたが、相手のことを理解しようとする気持ちがあり、心の距離を縮めるのが上手な方でした。
(日本人同士のコミュニケーションでも同じことですね。)
そして、そんな「心の土台」となる部分を整えることができる、1つの方法が「コーチング」だと思っています。
だから私は、息子のためにもコーチングを学び続けていますし、日本中の人々(大人も子どもも)がコーチング(コミュニケーション)を学ぶ文化を広めたいと思っています。
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TCS認定コーチ
MCS認定マザーズティーチャー
PAA認定パートナーシップコーチ
岩谷けいこ(いわたに けいこ)
▽プロフィールはこちら
https://note.com/coach_keiko/n/n9f728be119a3
▽マザーズコーチングスクール講座について
(子どものコミュニケーション能力を伸ばすために、お父さん・お母さんが子どもへの関わり方を学ぶ講座です)
https://keikoiwatani.com/mothers/
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