自分の小さな小さな成長ポイントが見えはじめるって、いいことだらけだ。
「成長」って言葉、
人によってどう捉えているかって全然違うし、
その規模感（と言って伝わるでしょうか？💦）も
人によって全然違うものなんだろうなって思うんです。
私はきっと「成長」の定義を、
（曖昧ながらも、曖昧なりに）
かなり大きなStepを踏んでいくことを＝「成長」と
認識してきた傾向が強かったんだろうなぁって
思ったりしています。
大きなStepを踏めるということは、
その過程で小さな小さなStepが無数にあって
そこを踏んでいった先に
最終的に大きな1段をポンッと踏んでいくようなイメージが
いまはあるのだけれど、
生き急いでいた時は、
無数の小さなStepには（たぶん）興味が無くって笑、
「早く1段上がりたい！あの大きなStepを早く踏みたい！」
ってことが、私に見えていた世界だったのかもしれないなぁと。
これも、決して良い悪いでは語れなくて、
その時はその時で一生懸命だったし
そうすることがその時の私にとっての最善だったのかもしれなくて
過去を否定するわけじゃなくて。
ただ、
小さな小さな無数のStepがあるんだ！ってことが体感できてきて、
そこを小さく小さく踏んでいけている自分が見えてきた時、
なんだかスーッと成長を感じられて
ほんとうに小さなことなんだけれど
とっても嬉しさを感じるなぁって
いま、体感しています。
＊
じゃあ具体的にどんなこと？って思いますよね。笑
（抽象的なことばかりだと、やっぱり分かりづらいですもんね。笑）
今日感じていたのは、
参加したオンライントレーニングでのことで。
質問に対してチャットに自分の答えを書いていく時間があったんですね。
一般的な「正解」なんてものはない、と頭で分かっているし、
自分が感じた答えが「私の正解なんだ」って
理解しているつもり。
それでも、自分の答えを公に公開することに、その瞬間、
「こう書いたらどう思われるだろう？」
「これは果たして正解なのかな？」
こんな疑問が湧くこともきっとあると思うのです。
（私は、ありました）
他の参加者の答えが出てくるのをみはからって
ゆっくりチャットに記入していた自分も
以前はいました。
（それが悪いということではもちろんないのだけれど、そんな自分を見ているもうひとりの自分がいて、もう一人の自分が現実の自分をどう捉えているか、で自分の中で争いが起こるかそうでないかが決まってくるんだろうな、って思うのです）
でも、今日は少し違った。
ただ、一瞬、ちょっと迷いが生じたのも事実だけれど、
この答えが等身大の自分だし、一番大事だと思ったことなんだ
ここには不正解はないんだ
と、自分で信じられたから、
一瞬の迷いのあと
すぐに答えを書き込むことができた自分がいました。
こうやって文章に書いてしまえば
なんてことないほんとうに些細な小さなStepなのだけど、
ここを踏めた自分が嬉しかったのですよね。
意見を表明するかしないかを
周りの出方を見ながら様子をうかがっていた自分から、
一瞬の迷いがあったのは事実だけれど、
でも自分を信じて等身大の自分で答えようと
決断（大袈裟ですが笑）できた自分。
この違いを自分で認識できたときに
自分の成長を感じられたのですよね。
以前だったらスルーしたかもしれない
ほんとうに小さな小さなStepだし、
もしかしたら一瞬迷ったことすら責めたかもしれないけれど、
踏めたStepを素直に喜んであげられている。
あらためて、
こんなふうに小刻みに自分のことを自分でほめられるって
すごく豊かなことなんだぁ、嬉しいことなんだなぁ
って感じます。
＊
私の小さな小さなたとえ話をずっとしてきてしまったけれど、
これを読んでくださっている方にも
毎日たくさんの無数のStepがきっとあるはずで、
それをみてあげて
「自分、よし！」
「やったじゃん！」って
たくさんたくさんほめてあげてほしいなって思うんです。
きっと
それが積み重なって
自分の状態を整えることにつながったり、
自分の中に安心安全な居場所をつくることにもつながるから。
もしかしたら「そんなことで…」と思ってることのなかに
たくさんほめポイントがあって、
そのStepを踏んでいく（ほめていく）ことで
大きな1段を軽々と超えていけるのかもしれないですね。
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