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Slow Leadershipという考え方

本日もお疲れ様でした。
D&Iという言葉がずいぶん浸透してきましたが、本質をとらえるのが難しいというのも実際のところ。
先日虎ノ門大学の野村先生とお話しする機会をいただいたので、そこで学んだFastからSlowへの転換について記載します。
※個人的見解で記載しています。浅はかさはご了承ください。

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ダイバーシティとイノベーション

これまでのリーダー像は、
・方向性を示す「提示力/判断力
・組織を動かす「統率力/率先力
・実現していく「実行力/決断力
という、いわゆる下がついていきたくなる人物でした。

コロナで明確になったVUCA時代、リーダーだけがそれをやっていたら組織は少し危険です。

そんな中、多様な立場や経験を活かして各々の強みを生かせるようにするのがダイバーシティ。
例えるならバスケットの中に入った果物や野菜のイメージ。バスケットの中にいることをそれぞれが許容し収まっている状態。

対してインクリュージョンはバスケットからミックスジュースになって混ざり合っていること。そしてイノベーションはミックスジュースやジャムなどの新しいものを作り出すこと。そしてそれに対するエネルギーなどと捉えられるでしょうか。

さて、そんな時リーダーに求められるのは、広い視点と疑問提示力
バスケットの中にいる当事者には気付きにくい視点から課題を見つけて社会も含めて協働関係を作っていく感じでしょうか。

SlowLeadershipとは

そしてその時にコアになる考えの1つが「SlowLeadership」。
バスケット(1つの組織)の中だけで考えていたら、自分たちがどう生き残るのかという視点にしからなず結局ただ腐ってしまう。
だからこそバスケットの外と一緒の課題に、自分たちがどう寄与できるのか、考えることが重要。

さらに、バスケットの中には様々な個性と経験が存在している。
芳醇な香りを自ら出す者もいれば、美味しい身を守るために固い皮に包まれている者もいる。
リーダーはそれぞれの個性も受け入れながら、さらに一人ひとりができる限りパワーを発揮できるように支援していければ、着実にイノベーションは進んでいく。

広い視点で物事を考えるとスモールステップが踏みずらく、いささか進化としては緩やかかもしれない。
けれど、その一歩一歩をみんなと歩んで作っていくことがこれから求められているような気がします。

皆さんはどんなスピードで進みたいですか?

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