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ビジネスコーチング 管理職研修③

管理職研修③ QCを活用した課題解決研修

読者の皆さん、おはようございます。4月に入り新たな取組を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕も新たなコンテンツ開発の取組を始めました。完成次第ご報告しますね。福岡のビジネスコーチングコーチ、株式会社カインドサポートの松行です。NOTEを開設してから弊社研修プログラムのご紹介を順次行っています。今回は管理職研修③「QCを活用した課題解決手法習得研修」について記載致します。最初に私の「QC手法」との出会い、そして「QC手法の活用歴などについて記します。

*QC手法の習得について

《QCサークル》
QCとは「Quality control」の略語で「品質管理」を意味します。サービスや製品のクオリティ(品質)を維持し、改善・向上させるために用いられる手法です。僕がQCに触れたのは社会人になって間もない26歳の頃です。僕が入社した会社はトーヨーサッシ株式会社でした(現株式会社LIXIL)。当時会社ではQCサークル実施が声高に言われていて、どの営業所でも年に1回QCサークルを行っていました。
《QC手法》
QC手法は、Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)の「P・D・C・A」を回すことにより改善活動を行う手法です。通常複数名のプロジェクトを結成し納期を決めて改善活動を実施します。
《方針書へのQC手法活用》
私が務めていた会社では、期の初めにその期の活動方針を纏めた「方針書」を全員が作成していました。この方針書はQC手法をベースに作成することが会社の決まりでした。私も毎期作成していましたので、50回は作成したと思います。また日常の仕事の課題解決にも活用していましたので、80回前後はQC手法を活用してきました。いつしかQC手法の活用方法は自然と身についていました。
《ブラックベルト》
2011年4月、会社が5社合併を経て「株式会社LIXIL」になりました。そして僕は新たに就任された社長の方針のひとつ「ブラックベルト」になる為に東京の本社に異動となります。そこで1年間に渡り「ブラックベルト」資格取得の猛勉強を行います。アメリカの「GE社」でブラックベルトとして活躍されていたお二人の先生にご指導頂きました。ブラックベルトが改善手法として活用するのは、
Define(定義)⇒Measure(測定)⇒Analyze(分析)⇒Improve(改善)⇒Control(管理)の「D・M・A・I・C」手法(シックスシグマ手法)ですが、これはQC手法をベースに考案された手法です。ですので、とても親近感をもって習得に励むことができました。ブラックベルトとして担当したプロジェクトには「担当企業の年間経費を2,000万円削減するプロジェクト」や
「業績向上に繋がる教育体系の確立」プロジェクトなどがあります。どちらもプロジェクトメンバーと共に「D・M・A・I・C」手法を活用し活動、無事目標達成することができました。とてもよい経験をさせて頂きました。

ブラックベルト成功事例報告会での一コマです


*QCを活用した課題解決手法習得研修 

《QCを活用した課題解決手法習得研修の考案》
上記のような経緯を経て、私は「QCを活用して課題解決する手法を多くの方に紹介し、課題解決のお役にたてるのではないか」と考えるようになりました。そして株式会社LIXIL勤務時代、お客様のビジネススキルアップ研修講師を担当していた時に「お客様の方針管理」の講義の実務を担当しました。受講されている10名の方の仕事上の課題解決をQCサークルを展開し図って頂く実務です。プロジェクトの進捗状況の資料を送付頂き、会話をし、次の展開のアドバイスをさせて頂くという講義です。3か月間実施しました。結果、全員の方が課題解決の成果を出すことができました。この経験を活かしてテキストを作成したのが「QCを活用した課題解決手法習得研修」です。
起業してテキストをリニューアル、更にお役に立てる仕様に改善しました。こちらのテキストで講義できることをとても楽しみにしています。では今回はこれにて終了させて頂きます。宜しくお願いします!

福岡市西区にあるどこでもドアのオブジェです


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