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大切なのは何度でも戻ってくること

最近、学級の子どもたちの落ち着きがない。

原因を探るためにメモ書きや教育書を読み返した。

結論、学級の落ち着きのなさの原因は、教師である自分自身の心の余裕のなさ。いつもこの結論になる。

大きな行事に心の余裕を奪われ、子どもたちのマイナス面ばかりが目に付いていた。

そのせいでイライラして小さなことも指摘してしまう。そして学級の雰囲気は悪くなり、落ち着きもなくなる。

まずは自分自身が心に余裕を持ち、一日一日を楽しむことが大切だと反省した。

そして何よりも

学級は子どもたちと共につくっていくもの。

こんな当たり前のことでも、意識していないとすぐに忘れてしまう。頭から抜けていく。

子どもたちの「うまくいかない」を受け止めて、「今の自分たちはどうか?」「どうすればよりよくなるか?」と問いかけ、みんなで考える。

教師の指摘より1000倍そっちの方が子どもたちの成長につながる。もっと先を見て子どもたちと関わっていかないといけない。

こうして絶えず振り返って、この考えに戻ってこよう。やっぱり振り返りは不可欠。何度も失敗するけど、何度でも戻ってきてみせる。

ちなみに、学級がうまくいかないと感じた時は、よく心の支えにしている本を読み返します。読み返すたび、自分の未熟さを痛感し、来週はこんなことをしようと考えたりします。

今回は若松俊介さんの本を読み返しました。どちらも本当に素敵な本です。


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