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「はね」に気がついた息子と出会うまで

昨日のお風呂上がり。4歳息子が自分の背中をしきりに触っていました。「あ、はねがあるよ、ママ!!」。肩甲骨のゴツゴツに気がつき、興奮気味。「みんなあるの?かっこいいよねえ」。

はねがあると、空を飛べるスーパーヒーローのように、強くなったような気がするとのこと。私の肩甲骨は凝り固まっていて、微動だにしませんが…。「腰が痛いので早く服を着て欲しい」と思っていた私も、思わず笑ってしまいました。

母になり、職場復帰したばかりのころ、子どもをお風呂に入れるのが苦手でした。子に「入らない!」「やだ!」と拒否されたこともしばしば。特に、仕事が長引き、お迎えが遅くなった日はイヤイヤがすごかった気がします。

「え、子どもってお風呂に喜んで入るんじゃないの?」。育休中に「ワーママ(働く母)のタイムスケジュール」を雑誌などで熟読し、予習していた私。でも、思い描いていた「ワーママ」の規則正しい生活からほど遠く、戸惑いの連続でした。追い詰められて、訳の分からないお風呂のおもちゃをアマゾンで買ったこともありました。

今も、日によって子どもの反応は違います。お風呂場が遠く感じる日もあります。だけど、いつのころからか、「そんなもんだ」「今日は園で頑張ってきたから、発散しているのかな」と思える日が増えました。そうやって図太く思えるようになっただけでも、「よし」とします。


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