11月27日「あそぼうかい」にきてね|水遊びが、泥遊びに変わるときに|白梅学園大学から #2
11月27日(土)、白梅学園大学(東京都小平市)で、学生たちがイベントを企画し、親子と「遊び」を通して交流する「あそぼうかい世代間交流広場」が開かれます。テーマは「日本一周白梅の旅」。大阪や京都に行った気分を味わえますよ。大学のご近所にお住まいの方は、ぜひ遊びに来て下さい!申し込みはこちら ↓ のQRコードから。締め切りは、11月20日です。
白梅学園大学・短大の学生たちが、親子と「遊び」を通して交流する「白梅子育て広場」は、東京・小平市にある白梅学園周辺に暮らす親子が、気軽に参加できる「地域の遊び場」です。1~4年生約150人が所属しています。年に3回開かれる「あそぼうかい世代間交流広場」は、学生が、授業で学んだことを、実際に子どもたちの前で実践する場です。
ここからは、7月に大学内で開かれた「あそぼうかい」の様子を振り返ります。当日は、80人以上の親子が集まって下さいました。
テーマは「星に願いを☆七夕縁日」。
私たち学生が作った「七夕」のモチーフが、会場のあちこちに飾られました。
参加者のみなさんと一緒に手作りをする「制作コーナー」では、「かき氷」を作りました。器にペンを使って好きな絵を描いて、本物の氷に見立ててたティッシュペーパーとふわふわの綿を器に入れて、シロップ(絵の具を水で溶いたもの)をかければ、自分だけのオリジナルかき氷の完成!
写真は、「いちご味」のかき氷です。「いちご味」と「ブルーハワイ味」が人気でした。
ゆったりと休むこともできる「ほっとスペース」では、ダンボールや厚紙で作ったコンロを使って、焼きそば作りのおままごとをしました。焼きそばの麺は茶色の毛糸を使って作りました。(たこさんソーセージも作りました)
こちらは、リハーサル時に撮った写真。
プラネタリウムもありました。
「ほっとスペース」には、授乳スペースもあります。11月の「あそぼうかい」でも設置予定なので、ぜひ利用してくださいね。
7月の「あそぼうかい」は、盆踊りをイメージした「おわりのつどい」で締めくくりました。11月の「あそぼうかい」では、バスをテーマにした劇をやる予定です。
「白梅子育て広場」のメンバーである私、大羽ゆみ(3年)は、特別支援学校の教員を目指して、学んでいます。
子どもと関わるときに大切にしていること――。それは、大人のルールで「それはダメ」と思うのではなく、「どうしてその子どもが、そういう行動をしたか」想像をめぐらせつつ、一緒に楽しく遊ぶこと、です。
中高時代から、特別支援学校でボランティアをしてきました。
ある日のこと。水遊びが好きだったはずの子が、水が砂と混ざって泥になったものをさわり、楽しんでいました。遊びが「水遊び」から「泥遊び」に変わっていったのです。泥遊びを楽しそうにしている姿と出会い、こう思いました。「『水遊びが好きな子』と決めつけると、泥遊びについていけないな」
こんなふうに、「この子は、そういう反応をするのか!」と、いい意味で裏切られる瞬間を見逃さないように、子どもたちと日々向き合うようにしています。(編集:山内真弓)
【語り手】大羽ゆみ。白梅学園大学子ども学部子ども学科3年。特別支援学校の教員を目指して、学んでいます。父も特別支援学校の教員。東京生まれ。美味しいものを食べることが大好き。