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息子の通う保育園が、休園になった

息子の通う保育園が、数日間休園となった。関係者が「陽性」になったという。だけど、関係者が、先生なのか、子どもなのか、はわからなかった。

保健所が混んでいて、「疫学調査」が終わるまでに数日かかった。休園中のその間、先生方が何度も電話で最新状況を知らせてくださった。だけど調査の結果、「濃厚接触者なし」で保育園は再開。園から届いたメールには「ご不便をおかけしました」とあり、切なくなった。保育園は、悪くない。

我が家は、私が在宅で仕事をしている日、保育園を休ませた。

息子は、私がパソコンに向かう時間の大半、動画を見ていた。視聴の時間制限が訪れるたびに、「もっと見る」と、私にパスワードを押してもらいにくる。ときどき、トミカやプラレールで一人遊びをする。洗面所で水遊びをする。絵を描く。「つまんない」と叫び、急に私に近寄ってきて「ぼくも、おしごとをする」とパソコンをたたく。

たまごやきおもちゃ

気が付いたらお昼を食べる時間はとっくに過ぎていて、慌てて準備するが、好きなものばかり食べようとする。保育園の給食が恋しい。寝かしつけがうまくいかず、仕事も終わらず、久しぶりに深夜2時ごろにパソコンを開いた。だけど、息子は「ママといっしょにいられて楽しい。保育園でもパパやママと一緒に遊びたい」という。

そんな中で、9月2日にオンラインのライター塾を開くことにしてしまった。子育て中の記者や仲間と、企画している。

私の友人の息子さんが通う保育園でも、同じフロアの子どもが「陽性」になったという。

私は「同じフロアの子どもが『陽性』ということも周知されている」ということに驚いた。自治体の対応差を感じた。ただ、息子の通う園と同様に「濃厚接触者なしで、休園にならなかった」という。

───そんな結論のない話を、オンラインでしながら、9月2日に向けて準備しています。こじんまりとした会です。タイミングがあえば、ご自宅から、気軽に覗いてみていただけると、うれしいです。noteを通じてつながったみなさんとも、お会いしたいです。

9月2日、子育てのあれこれを、一緒に話しませんか?
(無事開催しました)



【書き手】 山内真弓。小学生と保育園児の母。転勤族で、茨城、仙台、千葉、東京(都内も3カ所ほど…)で子育てしました。毎日新聞記者。都内市部在住。コマロン編集部で、ただひとりの専従書き手+編集者です。今のところ。体力がないのが悩み。寝かしつけと、卵焼きを作るのが下手。

山内が毎日新聞デジタルに書いた記事



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