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不安な夜は、朝が私を迎えにきてくれる

1時ごろに布団に入ってみたはいいものの、突然大きな不安が襲ってきて眠ることができなかった。どうにも眠れそうにないので、眠るのを諦めて記事を書いている。

文章を書いている間は、不思議と不安が和らぐ気がする。読書では不安は軽減されないのに。もしかしたら、脳だけでなく、手も動かすことが大事なのかもしれない。

眠れないほどの不安というと、相当困ったことが起きたのかと思われてしまいそうだが、特にそういったことはない。最初は小さかった漠然とした不安が、徐々に増幅し、大きな不安に変わっていっただけのことだ。

夜に生じる不安は、考えても仕方ないようなことが原因である場合が多い。そして、ほとんどが杞憂に終わる。

朝起きれば「なんであんなに不安だったのだろう」と不思議に思うくらいのことなのだけど、夜というのはどうしてか不安を掻き立ててくる。

夏至が近い今は、3時半を過ぎた頃から徐々に空が白んでくる。
今外を覗いてみたら、夜の色から少しだけ朝の色に変化しはじめていた。

もう少しで朝が来る。そうしたらきっと、この不安は消えていくだろう。
不安が消えた頃、私はようやく眠りにつく。

私は夜が短い季節が好きだ。だから、夏至直前の今がいちばん好き。
夜に不安が襲ってきても、朝が早くに迎えにきてくれるから。

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