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第15回青空文庫朗読コンテスト前期録音予選通過!

昨日、第15回青空文庫朗読コンテスト前期録音予選の結果が発表された。
結果はなんと、予選通過。はじめての本選出場が決まった。

メルマガで予選通過者が発表されたことを知ってから、一呼吸おいて、予選通過者を発表するYouTubeの動画を開いた。この時点では通過しているとは思っていなかったけれど、番号がなかったらそれなりにダメージをくらうだろうことが予想されたから、すぐには開くことができなかったのだ。

青空文庫朗読コンテストの予選通過者の発表はなかなか心臓に悪いモノで、大学の合格者発表のように一気に番号が掲示されるのではなく、通過者のエントリーナンバーがゆっくりと代わる代わる表示されていく。

前期録音予選の通過者は10名強を予定されていたので、動画自体は決して長くはないのだけれど、最後に「以上〇〇名」と出るまでの時間がものすごく長く感じる。第14回後期録音予選に参加した時もそうだったけれど、今回はより長く感じた。

より長く感じたと言うことは、以前よりも自信があったということだろう。実際、前回の朗読コンテスト以降もほぼ毎日発声練習を続けてきたし、本もしっかりと読み込んだ。何回も録音しては聞き返すを繰り返して、結構頑張ったと思う。

予選通過者の発表動画で、じりじりと自分のエントリーナンバーが近づいてくるにつれ、心臓がキュッと掴まれたようになっていった。本当に時間が長く感じて、早く結果が見たいような、まだ見たくないような、複雑な心境になった。

だから、自分のエントリーナンバーが画面に表示された時は、一気に心臓の動きが早くなって、喉から声にならない声が漏れ出してきた。もしかしたら見間違えかもと思い何度か見比べたけれど、間違いなく自分の番号だった。

あまりにも嬉しくてその場で飛び跳ねたい気持ちだったけれど、下の階の人のご迷惑になるのでそっと堪え、隣の部屋の同居人に報告しに行った。

同居人もお祝いしてくれて、嬉しくて嬉しくて小躍りしてしまった。「うれしいのわかるよ、顔真っ赤だもん」と言われ、その時初めて自分の顔が紅潮していることに気づいた。

放送部仲間にも予選通過の報告と、本選前に朗読をきいてもらいたいというお願いをした。みんなお祝いしてくれて、本当に嬉しかった。


前期録音予選に実際何名くらいが参加したのかはわからないけれど、エントリーナンバーから推察すると、200名以上の参加者があったのではないかと思う。その中の10名だから、つまり、上位5%に入ることができたと言うことだ。

今回は参加者の読み間違えが多く、ベテランの方々も勢いがなかったと書かれていたし、運も味方についてくれたのだろう。だとしても本当に嬉しい。

以前、第14回の予選を通過できなかった時に、「本選に落ちて悔しがるほどの実力が自分にないことが悔しい」と書いた。そして、「本気で本選を勝ち取りに行けるまで頑張る」という目標もたてていた。

この記事を書いた時は、次は「めちゃくちゃ頑張ったのに、本選にいけなくて超悔しいです!」っていう記事を書きたいなと思っていたから、一段飛ばしで本選に出場することが決まり、さすがの自分でも驚いている。

しかし、本番はここからだ。予選通過した猛者たちが集まる場所で朗読を披露するのだから、もっと本気で向き合わなくちゃいけない。時間に猶予もあるから、実際に現地に足を運んでみることもできるし、これまで金賞を受賞した人の朗読をたっぷり研究することもできる。

早速昨日も発声練習と読みの練習をしたけれど、喜びで頭がふわふわして、全然うまくできなかった。今日からはちゃんと頭を切り替えていきたい。


それにしても、こんなにも本気になれる趣味ができて、本当によかった。高校時代の放送部での経験も、note朗読という形で大切なnoteを朗読させていただいたことも、しっかりと自分の血肉になっていると感じる。

note朗読に応募してくださったみなさん、本当にありがとうございました。


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