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防音グッズにいろいろ予想を裏切られた

「騒音を気にせず発声練習をしたい」という思いを抱え続けてはや9ヶ月。ついに消音効果のある防音グッズを購入した。

上のくぼみの部分に隙間のないように口を当てることで、音を大幅に小さくしてくれるというアイテムだ。

前からほしいほしいと思いつつ、本当に消音効果があるのかや、タオルで口元を抑える以上の消音効果があるのかなど、いくつかの懸念点があってなかなか購入に至らなかった。

しかし、タオルで口を抑えてしまうと、当たり前だが口の動きが制限されてしまうし、かなりの力で抑えないといけない。そして、調べてみたら意外にも防音グッズが安かった。

ということで、失敗してもいいやという気持ちで、ついに購入した。

届くのをめちゃくちゃ楽しみにしていたのだけど、いざ受け取って段ボールを開封してみると、一気に不安に見舞われた。

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めちゃくちゃ中国語だったのだ。

読んでも意味がニュアンス程度しかわからない。

使用説明書の紙質もなんか変。でも、中身は日本語で安心した。

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いや、やっぱりおかしかった。日本語が。

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正直もうここまでくると、製品の質への期待がゼロになった。安いものは安いだけあるのだ。いい勉強になったなと思った。


しかし、ここまでで完全に期待値が下がってしまったが、使ってみないことにはしょうがない。どうせあんまり消音してくれないだろうと思い、製品を口元にくっつけてあんまり大きくない声でしゃべってみた。

すると、意外や意外。
音がかなり小さくなって、かなり消音効果があることが確認できた。

正直めちゃくちゃ感動した。これなら気兼ねなく発声練習できる。消音効果50%って書いてあるけど、もっと消音されているんじゃないだろうか。


早速、今朝起きてから、高校の放送部時代にやっていた発声練習をやってみた。騒音になってしまうかもしれないなどと不安になることもなく、めちゃくちゃ気持ちよく発声練習ができた。

気分はまさに朝練。「うるさいからここで発声練習しないで」と迫害されまくったあの頃の記憶が蘇った。


が、、、。

当時は朝と昼に2回余裕でこなしていた発声練習が、今やってみるとめちゃくちゃしんどかった。ロングトーンなんて、あの頃の半分くらいしかできていないんじゃないだろうか。

元々肺活量が人より足りないので、毎朝鍛えてせめて現役時代くらいまでには戻していきたい。


怪しい日本語の製品の中にも、いい製品はあるんだと学んだ出来事だった。偏見をもっていてはいけないね。

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