100日続けてみる語学学習 〜超初心者から初心者へ〜
こんにちは、コンスです。
Twitterではちょこちょこ報告してましたが、100日毎日中国語学習を続けていました。
習慣化するのは本当に難しかったのですが、なかなか続けるのが難しい私のようなタイプに向け、こうすると語学学習、もしくは目標に向かって努力していることを続けられるよということを書いていきたいと思います。
まずは目標を明確にしてみる
何かしら勉強や継続をするにあたって、目標というものが明確だとより継続しやすくなります。
当たり前ですが、なかなか意識できないのが難しいところです。
分かりやすい例でいえば、3ヶ月後のTOEICで800点を取る
といったものです。
ステップに切り分けると、
1. 目標が明確か(ゴールを意識)
2. その目標到達までにどれくらいの努力が必要か(現在地を意識)
3. どのような努力が必要か(道のり/工程を意識)
4. 努力がどの程度必要か(スピード/物量を意識)
このような形で分けられると思います。
より具体化してみると、
1. 3ヶ月後のTOEICで800点を取る
2. 前回のスコアは600点
3. 200点アップには文法と長文対策が必要
4. 200点アップを3ヶ月で達成するには、所定のテキストを3ヶ月で3周する必要がありそう
といった具合です。
そうすると、1日あたり何時間、もしくは何ページの勉強が必要かといった計算ができるようになります。
ただし、これは明確に期限とスコアが測れる場合のものです。
前提からちゃぶ台返ししますが、私の目標は
中国語で義両親とメッセージのやりとり、挨拶と簡単な会話ができる
ということです。
いかんせん定性的な目標ですし、期限も決まりません。
ゆえに買った中国語の教科書はこれまで埃をかぶっていくのみでした。
もちろん妻の怒りを買いつつ…
そう、目標は明確でもステップを明確にできないことが初心者、続けることが苦手な人に多いのだと思っています。
差し迫った状況にないならば、まずは続けてみることを習慣化するのも目標達成に重要なのだと学びました。
3日間は何があっても続けられるペースを意識する
さて、前章でちゃぶ台返しをした私ですが、どうやって中国語学習を100日続けられたか。
それは3日間何があっても続けられるペースを意識することです。
1日1時間、毎朝、もしくは毎晩勉強するなんてペースを作るのは難しいと思います。
寝坊してしまった、残業が続いて勉強まで気力が回らないなんてことは絶対あります。
続けることに言い訳しようのない物量、加えてスケジュールも固定しない、そして1日に何度もリマインドし続ける仕組みがかなり重要です。
私の中国語学習では、duolinguoというアプリを使い、その1エピソード(大体15問で、10分くらいで終われる)をこなすことを目標にしました。
仕事終わりにスマホをイジイジする前に、
夜ご飯の前に、
お風呂の中で、
寝る前に、といった様々なタイミングで10分くらいの余暇はあるはずです。
そしてアプリなので、場所も時間も問わないですし、何か準備するものもありません。
そういった環境を整備すると、続けるのハードルを下げることができます。
続けることのハードルが低い = 継続への道のりが平坦(続けやすい&言い訳しにくい)ということです。
3の倍数の日を継続指標として、意識する
3日坊主なんて言葉が世の中にありますが、まず3日続けることができれば、継続自体はできているということです。
3日経ったあたりで、現在のペースがきついと思うのであれば、次の3日以降はペースを緩めてみましょう。
そして、また3日後に継続ペースが適切かを見直してみるってのが継続には重要です。
個人的に継続が危ぶまれるのは、継続ペースを変えた直後で、意識への甘えがでるタイミングです。継続ペースを緩くする際は、自分を甘やかした結果のケースも多いので、ペースを緩くしたとした場合でも、継続を途切れさせてはいけません。ここが最後の砦なので、なんとか踏ん張ってください。言語学習でも、ダイエットでもこれは同じだと思います。
3日継続のサイクルが3回続けば、すでに9日の継続になりますし、9日続けることができれば、今度は習慣を継続しないほうが気持ち悪くなります。
1ヶ月も続けば、ライフルーティーンに組み込まれる習慣となりますので、継続から習慣への格上げとなります。
習慣については、もはや無意識に刷り込まれている状態に近い(寝る前に歯は磨くもの 等)ので、この頃には継続自体がハードルになることはないはずです。
習慣忘れを仕組みで防ぐ
習慣化した物事を続けていくことは、難しいことではありません。
しかし、一度習慣が崩れてしまった場合は、もう一度継続のペースを作り直す必要があります。
過去の習慣による継続の成功体験というのは、思ったより影響が大きく、自分ならまた続けられるだろうとある種たかを括る部分も出てきます。
例えば、一度禁煙に成功した人が、何度も喫煙と禁煙を繰り返してしまうように、一度出来たことへのおごりは、想像以上に再習慣化を邪魔します。
習慣化の崩壊を防ぐために出来るオススメの方法は、リマインダーが飛んでくるようにしておくことです。
私の中国語学習アプリはduolingoなわけですが、1日に3、4回ほどプッシュアップ通知で今日のレッスンが終わっていないことをお知らせしてくれます。
朝に時間が取れないから、夜やろうと心の中にメモをしていたとしても、人間は目の前のことに気をとられ、予定していたことを忘れてしまうものです。
リマインダー機能があれば、あ、今日も中国語勉強しないと、といった具合で常に頭の片隅に継続の意識が滞在してくれるので、うっかり継続を忘れる(習慣化の崩壊)を防いでくれます。
一度、習慣が崩れてしまうと、立て直しが難しいので、まずは習慣が崩れないように仕組みを作ることが重要です。
万一、習慣が崩れて、再継続が難しくなったときには、3の倍数を意識した継続に立ち返ってください。
一回の物量より、継続・反復による定着化
大人になるにつれ集中出来る時間が短くなってきているような私に近いタイプの方、そして目標が定性的である方は、薄く長く続けれるような継続ペースを維持しましょう。
例えば、毎日1時間机に座って勉強するってのはハードルが高いとしても、1日10分アプリでどこかで勉強するのは、続けられない言い訳ができないくらいの物量だと思います。
私の中国語学習の場合、1日10分から15分という短い学習時間ではありましたが、そのおかげで体調が良くないときも横になりながら学習を続けられました。
総勉強時間は大したものではありませんが、習慣化による記憶の定着化は本当に侮れないので、小さく継続→習慣化の流れは時間がない人、つづけることが難しい人ほど、意識して欲しいことです。
継続が苦手な方たちへ
もし、自分自身が継続することが苦手だなと思うなら、この記事の冒頭で書いた目標明確にすることを意識した上で、小さな継続を積み重ねられる仕組みを作ってください。
人に言わないとプレッシャーがかからないと言う方は、私宛に宣言してもらっても構いません。
習慣化まで実現できれば、目標達成までの道のりは可視化されたも同然です。
目標達成に向けた本たち
終わりに
当初このnoteの下書きを始めたのは、中国語学習を継続して100日目でした。しかし、記事全体が書き終わったのは、127日目の今日です。
noteを継続するってところは、個人的に物量が多すぎて、かなり難しい部類に分類しています。
なので、こちらの更新はまちまちなのですが、中国語学習はアプリで、何も考えずに開始できることもあって、ここまで継続・習慣化できています。
続けられることと続けられないこと、続けるべきことと続けるべきでないことをしっかり棲み分けて、自分自身の時間もうまく使っていきましょう。
継続は力なり
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