成都で総賞金150万ドルのサイバーセキュリティコンテストを開催 サイバーセキュリティ関連のフォーラムも同時開催
先日、中国四川省の成都市で「CCS2021サイバーセキュリティ大会」が開催されたことをお伝えしましたが、10/16、17の両日で「天府杯国際サイバーセキュリティ大会及び2021天府国際サイバーセキュリティサミットフォーラム」が開催されることになりました。
前回のCCS2021は四川省や成都市の政府機関が主催する官主導であったのに対し、今回は中国国内の主要サイバーセキュリティ企業が主となるイベントです。
同イベントの特徴は「サイバーセキュリティ大会」という、所謂サイバーセキュリティコンテストとサイバーセキュリティ系のフォーラムが同時開催されることで、サイバーセキュリティコンテストも賞金総額が150万ドル(≒ 1億6,670万円)と、こちらで今まで紹介してきたコンテストの賞金額とは2桁、3桁ほども異なる、規模の大きなイベントであることも特徴の1つです。
賞金総額が大きくなると参加するメンバーも豪華になるようで、中国国内外の著名なサイバーセキュリティ系の専門チームやハッカーなどトップクラスの人材が300チーム以上参加するようです。
フォーラムの方は、「デジタル都市セキュリティフォーラム」、「クラウドセキュリティ」、「ビッグデータセキュリティガバナンスフォーラム」、「AIセキュリティフォーラム」、「コネクテッドカーセキュリティフォーラム」など計8つのテーマで様々な講演が行われるようです。
また、主催各社の製品展示やリクルーティングの場なども提供されるようです。
CCS2021の記事でも書いた通り、四川省成都市はサイバーセキュリティ産業や人材育成に非常に力を入れていますが、それに呼応する形で関連企業、いわば民間側も同市でのビジネス、活動を積極展開しているようです。
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