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上手に聞き出してみよう

 明日の都合を確認するのに、

①「明日の予定はある?」
②「明日の予定は?」
③「明日は?(予定は?)」

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この様な聞き方があったとしますね。何気なく使っている会話も、相手にとっての返答の仕方は大きく変わってきますよね。

 ①の「明日の予定はある?」と聞かれた場合は、「予定はないよ(あるよ)」など相手は限定された返答に。結果、その後の話の展開がし辛いことも。
 ②の「明日の予定は?」と聞かれた場合は、「予定は入ってないよ。(入っているよ)」など相手の返答に多少の幅が広がります。
 ③の「明日は?(予定は?)」と聞かれた場合は、「明日は、生憎、予定が入っていて難しい(明日?明日は用事済ませた後なら大丈夫だよ)」など相手の返答の自由度が高まります。

 ①~③を例に挙げましたが、全て悪いことではありませんし、会話の場面により全て正しくもなります。私が、面白いなと感じるのは、質問内容は違えど『③』です。あえて、質問を短くします。すると、相手が質問者の2倍も3倍も喋る事になるのですね。実際、カウンセリングではそのような場面が増えるそうですね。

 ただ、私が思う面白さはそこではなく、特に①の様に質問を限定しすぎると状況によっては話の本質が見えない場合がありますね。勿論、③も話の焦点がズレる場合もありますので注意も必要です。

 相手や状況によって使い分ける聞き出し方、面白いですね。

 あなたの周りで、この人と話すといつも喋らされるな・・・という場合、実は相手が聞き出し上手だったりするかもしれませんね(^^♪

 本日もお読みいただきありがとうございました。

オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンのお話

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