見出し画像

お話が苦手かも・・・part①

 会話が得意、不得意な方、いらっしゃると思います。本日は、苦手な方向けに何をお話したら良いのだろう。話が続かない、盛り上がらない、そんな思いをしている方に、日頃会話をする仕事柄、コツをお伝え出来ればと思います。

 本日は、基本的な問いかけ方(質問の技法)のお話になります。それはオープンクエスチョン、クローズドクエスチョンについてです。

 オープンクエスチョンとは、『開かれた質問

 クローズドクエスチョンとは、『閉ざされた質問』と言います。

具体的に、

 クローズドクエスチョンとは、例えば、「お食事は召し上がりましたか?」、「スポーツはされていたんですか?」「困っていることはありますか?」といったように、

 「はい」「いいえ」で簡単に答えられる質問や選択肢を示す問いかけ方法です。これは多くを語らない段階から信頼関係を発展させたい場合や相手の意向や状況を具体的に明らかにしたい場合に使います。


次に仮にあなたが、

 「今日のお昼は何を召し上がりますか?」、「以前、どんなスポーツをされていたんですか?」、「今どんな事でお困りですか?」と言われた場合、どのようにお答えしますか?

 「今日はお魚が食べたいな。」、「私は以前からサッカーをしていました。今はしていませんが。」、「探し物が見つからなくて...。」等、様々な返答があると思います。

 実は、これはオープンクエスチョンの事になります。つまり、クローズドクエスチョンのように答える範囲を限定するものではないので、質問された側は回答する内容を自分で自由に考えながら意向を伝えることが出来ます。

 大切な事は、クローズドだけでは会話は盛り上がりませんし、オープンだけでも不快に感じます。ですから、双方の問いかけ方を組み合わせて、意向やニーズを把握したり、話題を発展させるなどして、相互にコミュニケーションを深めていきます。

 私は、その他にも技法を組み合わせて意識的に会話をするように日頃から心がけていますが、相手により、使用する技法の割合を若干変化させています。最後に、人を相手にする仕事で一番大切な事はコミュニケーションだと思っております。素晴らしい技術や目的、目標も、共に同じ方向を向けていない場合、本末転倒になりかねません。

 私も日々、精進です。会話、とても大切ですね。

次のお話へ☞

 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?