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2020年夏の特別講座2日目 デジタルアートで遊びつくそう!

2020年8月9日。common’s special daysの2日目のプログラムは【デジタルアートで遊びつくそう】です。commonのコラボレーターでもある東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェローの熊井さんを講師にお招きし、プログラミングを使った講座を行いました。

2020年度から小学校でも必修化されたプログラミング。この数年、様々なイベントや講座などで耳にする機会も増えてきました。commonではMITが開発したソフト「scratch」を使ってプログラミングの基礎を知るとともに「Makey Makey」という、自分でキーボードを作ることができるアイテムを使ったモノづくりも取り入れた講座を行いました。

すべて用意されたキットを使うよりも、commonでは子どもたちの「試行錯誤」を応援することをテーマにしているため、子どもたちが色々と意見をだし、工夫ができるように、モノづくり(工作)の要素を取り入れて、行っています。

中央が今日の講師の熊井さん。デモで見せた画面のネコの動きに子どもたちは早速興味津々です。

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最初はチームの名前決め。初めて会う人とも積極的にコミュニケーションを取っていました。

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パソコンを立ち上げ、scratchを開きます。何気なく見ているようですが、どんな命令文があるのか、しっかり観察しています。

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熊井さんの進行に合わせてプログラミングを組んでいきます。マウスの使い方も徐々に慣れてきた様子。

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熊井さんと子どもたちの会話の中から導き出される問いかけに、チーム一丸となって取り組みます。チームワークもどんどん良くなっていきます。

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講師の熊井さん。子どもたちがどんどん興味がわくような面白いお題を提示していきます。机に積んである赤い箱が「Makey Makey」。

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画面にはネコ2匹とネズミが3匹。いったいどんなプログラムになっているんでしょうか。

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ここから午後の講座がスタート。熊井さんの手には「Makey Makey」。机にはなにやら不思議なものが並んでいます。

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机の上には導線が所狭しと並んでいます。子どもたちは真剣なまなざしで使い方を聞いています。

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まさに真剣そのもの。

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回路を組む様子はさながらエンジニア!

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Makey Makeyは身の回りの電気を通すものならなんでもキーボードにしてしまう面白いアイテム。例えばアルミニウムを巻いた段ボール。導線で繋いでいろいろと試行錯誤しています。

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ここを繋ぐとどうなるかなぁ。

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ぬいぐるみとパソコンとMakey Makey。ガムテームも見えます。なんだか秘密の作業部屋みたいですね。

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出来上がった作品を発表!熊井さんもその中身に興味津々です。

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高学年チームはなにやら面白いゲームを作ったようです。この二人は講座終了後もしばらく残ってさらに作りこんでいました。

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いかがでしょうか。普段はなかなかできない体験を、頭と手、そして体全体を思いっきり使って楽しんでいました。その後、講座を受けた子どもの中で、翌日さっそくパソコンを買ってもらったという子もおり、今日をきっかけに新しい世界の扉を開けたようです。

commonではこれから普段の活動の中にもタブレットを使ったプログラミング活動を取り入れていく予定です。未来を生きていく子どもたちにとってプログラミングは必須のスキル。プログラミングを楽しみ、遊んでいく中で自然と興味が湧いていく中で、自ら学びたいという意欲がどんどん膨らんでいく。そんな体験をcommonではこれからも提供していきます。

common施設長 山下

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