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【整備記録】 オハネフ25-221(北斗星開放B寝台 / JR東日本)

こちらの種車は、TOMIXの「9531 JR客車 オハネフ25-200形(北斗星・JR東日本仕様)増結用」を使用しています。
実車としては、扉が折戸から開き戸に変わった以外は原型のまま使われていました。

今回整備するオハネフ25-221は、定期3往復時代の北斗星5・6号の11号車として組み込みます。他にもJR東日本編成は1号車から5号車までも開放B寝台になっているので、合計6両にもなるオハネ/オハネフを一気に整備します。
夢空間北斗星用に整備したJR北海道に所属するオハネフ25-216の整備記録をつけ忘れたため、モケット色など多少の違いはあるものの、開放B寝台を整備する今回のタイミングでの記事化となりました。


施工前

何の変哲のない開放B寝台です。
最新仕様では、寝台パーツは別体化していて寝台はしごも付属していますので、そのままでもだいぶ見た目が良くなりましたが、モケットやカーテンなどを再現していきたいと思います。

最新なので、帯モールドがなくなりました

内装再現

寝台、カーテン

開放B寝台車は上段が室内灯の関係で省略されているとはいえ、他の車輌と比べて寝台数も多く必然的に整備箇所が多くなるため地味に大変です。
私の仕様では、寝台部分のモケットや読書灯を再現するのと、ベッドカーテンの開閉具合やカーテンボックスも再現していますので、本当に地味だけど大変なのです。。
走ったらわからないのでここまでやる必要もなさそうですが、せっかくなのでやっています。

寝台カーテンとカーテンボックスも再現。ここまでピンクっぽくはなかったかも

今回、せっかくB寝台が多いので、寝台カーテンが通路にたれている様子も再現できればと思ったのですが、それをやろうとすると最初に用意していたカーテンの丈が足らないことが発覚したのでとりあえず見送りました。あの感じを再現できると、通路側を外から見たときにまたそれっぽくできそうかなと思いました。

車掌室、デッキ

これまでに整備してきたオハネフと同じ仕様で再現しています。
デッキ部分と、車掌室内・車掌室外の内装を作ってそれぞれ再現しました。

デッキから客室への扉も再現している

ちなみに、車掌室側のTNカプラーは、通常の0374ではなくJC6377(キハ183用のTNカプラー)を使用しています。車端部用のジャンパ栓はセットに1つしか入っていないので、とりあえずJC6377単体で取り付けています。これだけでもジャンパ線が伸びていて切り離して何もない…というわけではなくていい感じです。

室内灯

色調補正、加工

開放B寝台は通路、デッキ、寝台部分と全て蛍光灯色になっているため、すべて同じ黃白色で再現しました。
通路は他の車輌と同じで疑似プリズムを通路側に増設して光が少しでも届くように工夫しています。効果としてはかなり微々たるものですが…

オハネフ25-221の点灯状態

全景

これまで整備してきた、JR北海道編成や夢空間編成の開放B寝台の整備知識を使って一気に整備しました。カーテンの開き具合も、寝台と通路でそれぞればらばらになるように整備しました。
それにしても、開放B寝台6両というのは流石に整備しごたえがありすぎでしばらく見たくないです。。

オハネフ25-221の全景

なお最後尾で使いたい場合は、基本セットのオハネフから基盤を移植するか、もしくはtomixの補修パーツとして0720が出ているのでこちらを購入して取り付けるとトレインマークとテールランプが点くようになります。

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