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計算の論述について

 こんにちは。今回は「計算の論述」について書いていきます。


 計算の論述も、要約や用語の論述と基本は一緒です。しかし、文字数制限や行の用意がないことが多いです。そのため、冗長に書けるだろという勘違いもあるかもしれません。しかし、「過不足なく」ということは変わりません。不足があると減点の一方、無駄な仮定があるのもあまりいい顔されません。


 話は変わって計算の論述特有のことについてです。「定理の扱いが正しく出来ているか」「適切な仮定をしているか」「急に出てきた文字の説明が出来ているか」というのは、「正解が出せるか」よりも案外大事です。正解が出せてもこういった途中計算で抜けが多く、点数が0に近くなるということはよく起こります。数学や物理の記述では過程が分かる人の方が結果だけ分かる人よりも点が取れます。そして、難しい問題の場合は答えまで行き着かない人が多数なので、過程をきちんと理解し、記述して部分点をとることが(正解を出さないにしろ)良い結果を出せます。


 前回と今回で書いた論述のこつや、何が大事かということは一朝一夕では身につきません。何度も言いますが、「やりこむ」ことで論述問題はできるようになります。また、「論述がある試験を受けないよ」という人も原理の理解や解答を出せるようになるために論述の練習はした方がいいです。散々言われる「思考力」を養うには頭の中にあるものを書き出すのが近道の一つです。(とはいえ思考力なぞ何年も努力して悩んで問題を解いてそれでもちょっとしか得られないのですが。)


今回はここまでです。次回もよろしくお願いします。

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佐々木先生説明(修正版)

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