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答案消すなよ。途中経過もな!(数学、物理の記述のコツ)

佐藤です。
パーフェクトベビー願望
という言葉をご存じですか?
多かれ少なかれ大抵の親が持っている、
生まれてくる赤ちゃんが
勉強や運動もできる
完全な(Perfect)子ども(Baby)
であってほしいという願望のことです。

一見記述と関係ないように思われますが、
非常に近い現象が記述答案で見られます。
皆さんは問題を間違えた時、
ないし途中経過で計算が合わなかった時に
自分の答えをどうしていますか?
全部消して1から書き直す?
もしそうなら一刻も早くやめてください。
気持ちはわかりますが、
記述において最悪手(私情込み)です。
何が最悪なのか、
自らの答案を全消ししてしまう癖を持つ人間
(以下全消しマン)の末路を
分からせてあげましょう。

末路①  
どこで間違えたか一生分からない地獄

人間はミスをします。
まして試験中という極限状態で
難解な数式、計算を解いているなら
なおさらです。
必ず記述過程でミスをしているでしょう。
きちんと途中経過を残してあれば
逆をたどることで容易にミスを発見できます。
まさに命綱といってもいいでしょう。
しかし全消しマンはそれがないゆえに
延々と悩み続けます。
その間も刻々と時間は過ぎていくのだ。

末路 ② 
何回もやり直して、結局白紙で試験終了

全消しマンの悲劇はまだ続きます。
割と試験会場でよく見る光景ですが、
書いては消し、
また書いては消すことを繰り返すあまり、
問題を解く時間が無くなり結果白紙解答!
以前の記事で
佐々木先生が諦めることも一つの手段
とおっしゃっていましたが、
それに通ずるものがありますね。

いやはや、長くなりましたが
とにかく伝えたい本質は以下のことです。
➀途中経過は計算ミスを見つける命綱である。
②白紙にならないように間違ってそうでも残す。
 完答にこだわりすぎない。

さて、ここからは
答案作成時の具体例に行きたいところですが、
一度ここで切りたいと思います。

アディオス!


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