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一夜漬けってどうなのか?

「社会、全然手をつけてないんでこれから一夜漬けっす」
と、偉そうに言われると講師の私はもちろんイラっとします。「ちゃんとやっとけよ!」と何回言った、オレ!?と言わずにはいられません。

しかし、受験という長い道のりでは、一夜漬けを経験するのもそう悪いことじゃないかもな…というのが本音です。そして私も一夜漬け派でした(イラつく資格なし)。

一夜漬けを肯定的にみると「追い込まれる練習」と言い換えることもできます。通常であれば2週間前から準備すべきところを前日の6時間とかそこらでやるわけですから、普段の3倍くらいの集中力を要します。そしてヤマをはる必要があります。一夜漬けが成功した場合に限りますが、集中力に強弱をつけられたこと、取捨選択ができたことという経験は皆さんの勉強を大きく進化させるはずです。

計画的に勉強している人は大変貴い存在、受験生の鏡でありますが、追い込まれたときに力を発揮できなかったりします。

さらに極論を言ってしまうと、2週間前からしっかり勉強した人と、一夜漬けで勉強した人が同じ点数だった場合、私は一夜漬けの人に軍配をあげます。一般的にコツコツ勉強することがあるべき姿だと思われていますが、受験だって最短、最小の努力で結果を出した方がいいに決まっています。そのコツを掴むためにも、定期テストで一夜漬けを試してみるのもいいかもしれません。

でも結果が出なかったら、反省してちゃんと勉強しなさいね。

以上、一夜漬け好きな(意図せずしてそうなっているわけだが)塾長からでした。


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