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村上春樹「1Q84 BUCH3」

村上春樹文学はドイツ語圏でも人気があり、Ursula Gräfeさんという女性翻訳家が翻訳を手掛けています。ハルキさんの小説に描かれるクラシック音楽話が楽しみで私もいくつか作品を愛好しており、代表作1Q84は2年前からBuch1,2を読みはじめ、ようやくBuch3に入りました。

 物語は、スポーツインストラクター青豆、予備校講師天吾、謎の美少女ふかえりと新興教団をめぐるお話。ヤナーチェクのシンフォニエッタが全体の通奏低音として鳴り響いています。

 ドイツ語翻訳のナレーションは David Nathan という俳優が声を担当していてテンポが良く若々しい声なので読書を続けるモチベーションになっています。ハルキさんの文学は外国語で読んだり聴いても魅力が損なわれず、新鮮な印象をもらえるのでお薦めです。

●ヤナーチェク「シンフォニエッタ」 byベルリンフィルhttps://www.youtube.com/watch?v=xG8k0SgBq_E

●David Nathanによる1Q84朗読
https://www.youtube.com/watch?v=xjCm8C1QwJs

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