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【WEBセミナーを開催しました】年末年始に気を付けたい在宅療養の注意点とは?


クローバーホスピタルでは「地域に密着した"入院の出来る在宅医療”"医療のある介護”の実践」を理念に掲げ、地域活動の中で様々な情報発信を行っています。

今回は「年末年始に気を付けたい在宅療養の注意点」をテーマに在宅診療部 部長の石渡医師が医療従事者、施設関係者向けにWEBセミナーを行いました。

石渡医師は藤沢市の在宅医療推進会議、医師会の地域包括・在宅医療委員会、鵠沼地区地域ケア会議の委員としても活動しています。


原始的なWEBセミナーの裏側


28名の方にご参加いただきました


第12回クローバー医療介護オープンWEBセミナーとしてオンラインで開催させていただき、院内のスタッフをはじめ訪問看護師、ケアマネジャーや薬剤師、介護施設の職員の方など、幅広い職種の方にご参加いただきました。


セミナーでは、在宅療養 年末年始のポイントとして大きく分けて以下の3点についてお話いただきました。



頻度の高い体調変化とその症状についての対策を解説


最も頻度の高い感染症による発熱については、そのワクチン接種による予防や頓服薬、抗生物質の準備等、事前対策の有効性をお話しました。

また施設入居者の患者さんで多い転倒についても、転倒時の対応が早期に出来る体制の確保が重要であると解説しました。
年齢や個々の体力を勘案し、無理な作業を控えることも重要です。

便秘や服薬など薬の相談も頻度の高い対応事例のひとつです。こちらも便秘薬の頓服薬を確保しておくなど事前に準備可能な対策のお話をいただきました。




介護環境の変化に応じてレスパイト入院も視野に


コロナ、インフルエンザ感染など、主介護者の体調変化による療養困難に備えることも重要です。
限界はありますが、状況に応じてレスパイト、ショートステイなど緊急で入れるところを見つけておくことも重要です。



親族が集まる機会にACPを


新年を祝う場で話しづらい内容ではありますが、普段あまり顔を合わせる機会の少ない親族・知人に会った際にACPを実施していただくことも非常に重要です。患者さん、ご利用者さんにお伝えいただければ幸いです。




本セミナーは次年度以降も開催予定です。

どなたでもご参加いただくことが可能ですので、是非お気軽にご参加ください。
告知は病院ホームページまたはXの公式アカウントより行いますので覗いてみてください。

http://cloverhospital.jp/hospital/

https://twitter.com/cloverhospital

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