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この夏、上位10%のプレイヤーになろう。

毎年恒例のサマーインターンの募集期間が終了して、今から選考。

嬉しいことに説明会には150名以上が参加、選考応募数も過去最高となったので、例年以上の数の学生を迎え入れられるように、少し社員配置も考え直さないといけないかもしれない。

ひとりでも多くの学生に、成長を実感してもらうために僕自身もあれこれ考えているのだが、今日の朝こう決めた。

−この夏、サマーインターンを通じて「同年代の上位10%人材」になろう。

このメッセージを投げかけて、サマーインターン初日の講義を実施するとしよう。

学歴なんて関係ない

僕の最終学歴は、調理師学校卒業。

まぁ、経営者なんて社会の慣習・環境に馴染めなかった人が就く職業だと思っているので当然学歴なんて関係ないし、経営者に限らずとも社会の至る所で「学歴なんて関係ない」と耳にする。

しかし学生と話していると、やはり「学歴」「偏差値」を気にしている人は多い。

そんな学生を目の当たりにして、調理師学校を卒業し、調理師にならずに不動産屋になり、24歳で起業した僕はどうしても「学歴なんて関係ないよ」という言葉を引っ込めてしまう。

嘘ではないけど、説得力に欠けるやん笑

社会人での上位10%人材

例えば就職して、同期入社の中で上位10%(の評価を受ける)に入るってどういうことなのかというと、会社にめちゃくちゃ重宝されると思う。

10人採用して1人、100人採用して10人であれば会社側からすると明らかに「その年に入社した世代の中でエース級」だと思う。

【エース】クジラの売上No.1営業ディレクター

一見、多くの人にとって雲の上のような目標に見えるかもしれないけど、大学に行っていない僕はそうは思わない。

だって社会に出たら、みんなゼロスタートなんだから。

今まで多くの学生インターンを長期・短期で受け入れてきたクジラ/SEKAI HOTELでは、学歴・偏差値のギャップを跳ね除けて、学生が大きく成長したシーンに何度も遭遇している。

偏差値の上位10%

多くの学生にとっての「優秀って?」と問えば、多くの人は偏差値を思い浮かべるかもしれない。

偏差値を基準に上位10%を考えるとどうやらこういうことらしい。

1000人の受験者の中での偏差値ごとの割合

上記の表から見ると、偏差値63以上くらいの人たちが上位10%ってことなのか。

めっちゃ頭良いやん。

学生の時の自分を振り返ると、完全に諦めてたレベル感。

甲子園球児

気になったので、偏差値以外で学生世代にもわかりやすい上位10%についてもう少し調べてみた。

夏の風物詩である甲子園。

野球を見ない僕でも、テレビやラジオなどから「全国●●校の頂点が、この試合で決まります!」みたいな決まり文句を耳にする。

調べてみると、2023年には全国3,818校、高校球児の数は128,000人くらいらしい。

10%ってことは、12,800人。

甲子園に出場する高校は49校らしいので、12,800人にはかなりの「甲子園に行けなかった高校球児」が含まれるんじゃないだろうか。

ちなみに高校野球部の平均部員数は36.6人とのことなので、12,800人から計算すると約350校。

強豪校は部員数も多いことを考慮して、1校あたり50人で計算しても256校。都道府県ごとの予選で考えるとベスト8からベスト4くらいってことか。

小中高と8年間サッカーをやってきた僕としては、県内でベスト8を目指すっていうのは、天才・秀才だけが許された目標ではなくて、およそ全員が努力で目指して良い目標に思える。

自分の価値を転換させる

2024年入社スタッフ

社会に出て、もう一度ゼロスタートする。

でもそこから起こるのは、「学生時代に積み上げてきた自分の価値を、社会人スキルに転換できるか?」というチャレンジの連続だ。

たくさんの知識や計算力を社会人スキルに転換する人もいるだろうし、定量的には測れない、忍耐力・行動力・コミュニケーション力などを社会人スキルに転換する人もいるだろう。

「偏差値63」とか「高校野球の県内ベスト8」と聞くと、ものすごく高い目標に聞こえるかもしれないが、社会に出た瞬間にみんなでゼロスタートを切ると考えれば、上位10%に残るのはそう遠くない目標にも思える。

そして、サマーインターンに参加する学生は少し早いスタートを切ることになるのかもしれない。

まだ社会に出る一歩手前の学生には、ぜひ夏の期間を使って自分の価値を社会人スキルに転換させて、将来「社会人上位10%」に入れるような準備をしてほしいな。

もうすぐサマーインターンが始まる。
目指すは、社会人偏差値63。

今年も、学生&社員&役員で甲子園よりも熱〜い夏を過ごそうぜ。

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